ミリタリーアイテムで最高峰の一つ

ダックハンター(フロッグスキン)カモは

ミリタリーアイテムの中で別格と個人的には思っています.

 

ダックハンターカモという迷彩柄は

第二次世界大戦中にアメリカ軍がヨーロッパ戦線の際にも

使用された迷彩柄ですが,

迷彩柄のパターンが敵国のそれと酷似していたために

誤射が相次ぎ使用中止に至ったとされる話が有名ですね.

世界史で習ったノルマンディー上陸作戦ってやつですね.

 

同年代のHBT(ヘリンボンツイル)と比較して圧倒的に現存する数が少なく,

かつコンディションの良いものとなればその数は限られていると思います.

その稀少さが別格の理由になります.

 

今回そんな稀少価値あるダックハンターカモのP-44ジャケットを紹介したいと思います.

 

ダックハンターカモについては

マグネッツのブログに簡潔にまとまっていますので

興味がある方は是非ご一読ください.

 

アレッサンドロ・スクアルツィ氏も愛用

画像出典:Instagram

 

イタリアのファッショニスタ・スクアルツィ氏

ダックハンターカモフラージュのジャケットを愛用しています.

 

カモフラージュ柄にインパクトがありますが,

ブルー系のシャツ・ホワイト系のパンツと他を極シンプルにまとめることで

カモフラージュ柄であっても,

ラギッド感がありつつも爽やかさが感じられます.

 

また茶系のスエードシューズでキレイ目にまとめているのも

上品さを醸し出していて参考になります.

 

癖が強いカモフラージュ柄ですが,

シンプルかつ上品なコーディネートを心がければ

タウンユースとして使えることがわかる

お手本のようなコーディネートです.

 

 

実は2着目のダックハンターP-44ジャケット

はじめて手に入れたダックハンターカモのP-44ジャケットは

サイズ40でした.

多少の汚れはありましたが

迷彩柄故によく見ないと分からない程度で

目立ったダメージはなく

年代を考慮すると極上コンディションといえるものでした.

 

そのときの着画がこちら.

Sweater: Facconable

Pnts: Levi’s 519

Shoes: Alden

Bag: 1980’s US ARMY

 

悪くなないけど

個人的にはちょっと大きいといったサイズ感でした.

 

でもまぁ中に着込むこともできるし~ということで

自分を納得させてしばらくの間着ていましたが,

程なくして今回記事に取り上げる

ワンサイズ小さいサイズ38のP44ジャケットに出会いました.

 

実際に着用してみると

袖丈の長さや身幅のバランスが40よりも好みで

サイズ38のものに入れ替えることに決定しました.

 

そしてサイズ40の方は

かねてよりダックハンターカモのP-44を手放して後悔している

古着仲間のmasagonia氏のもとへ旅立っていくことになりました.

 

 

入手に至る経緯の話はこれくらいにして,

早速みていきたいと思います.

 

ダックハンターカモP-44ジャケットの詳細

インパクトある迷彩柄です.

グリーンベースの迷彩柄に対して,

その反対側は下の画像のようにブラウンベースの迷彩柄となります.

 

分かりにくいですが38とサイズのスタンプが押されています.

襟の裏にも38のスタンプ.

胸には支給された人のネームステンシルが入っています.

P-44の特徴といえばスナップボタン式の大きなポケットが

左右の胸に配置されていることになるかと思います.

赤マルの箇所がスナップボタンとなるのですが,

古い洋服のスナップボタンは錆びてかたくなっていたり,

周囲の生地が弱っていたりするので,

経験上,開けたり留めたりしない方が良いです.

よってこのポケットを僕が使用することはないでしょう.

 

ボタンはUSMCのネームが入ります.

 

先程赤マルをうった画像のボタンはmasagonia氏に譲った個体になるのですが,

ボタンには黒ラッカー塗装が残っています.

しかし今回入れ替えた38サイズの方のボタンのラッカー塗装は

残念ながら剥げてしまっていました.

 

とはいえ特に大きなダメージのない極上コンディションなので

今回手に入れた個体に非常に満足しています!

 

女性受けの悪い?ダックハンターカモ

ヴィンテージ好きが喉から手が出るほど欲しがるダックハンターカモですが,

女性受けはかなり悪いかもしれません.

 

事実,このジャケット

嫁氏からの評価がかなり低い・・・.

稀代のファッショニスタ・スクアルツィ氏の画像を見せても

評価は変わらず・・・.

 

僕がダックハンターカモのジャケットをみてニヤニヤしていても

なにそのジャケットみたいな感じで見られます.

 

まぁ自己満の世界なので受けが悪くても着ますけど,

一緒に出掛ける際などは着ないといった

一応の気遣いはしようと思います.

 

おわりに

ミリタリーアイテムの中でもレアなダックハンターカモのP-44ジャケットを

手に入れました.

スクアルツィ氏のようにキレイ目にまとめることで

インパクトある迷彩柄を普段着コーデに取り入れていきたいと思います.

 

ただ,嫁氏からの評価はすこぶる低いので

着るタイミングは選びそうです(笑).