猛暑対策のおしゃれアイテム

しばらく夏物記事が続きます!今回は《短パン》です.

20代の頃は真夏でもジーンズを穿いていました.しかしおっさんになり体力も低下気味で,熱中症リスクも増してきておりますので,ここ数年は今まで敬遠しがちで穿いてこなかった《短パン》を穿くようになってきました.

当ブログでも短パンの記事は何回か書いておりますので興味がありましたら是非ご覧ください.

今年の夏は1960年代の【イギリス軍】の【グルカショーツ】で!!

【patagonia(パタゴニア)】バギーズ・ロングで沖縄旅行に備える!

グルカパンツ,好きです~【Bryceland’s(ブライスランズ)】のグルカショーツ~

 

一言に短パンと言っても,《たかが短パン,されど短パン》なわけでして,おっさんが満足(自己満)する《短パン》は数少ないわけです.

そんな折,満足する1本に出会ってしまったわけで,即購入した【アメリカ軍】の《ヴィンテージチノショーツ》を今回は記事に取り上げたいと思います.おそらくNOSです.

 

1950年代のチノショーツ

パンツの全体像からの紹介と思いきや,ポケットに印字されている内容の画像からの紹介です.

このショーツの正式名称は「SHORTS, MEN’S COTTON, UNIFORM TWILL, 8.2oz. KHAKI SHADE NO.1」と長ったらしい名前です.

PATTERN DATEは1955年10月28日で1956年6月30日に《HENRY I. SIEGEL CO. INC.》が納入していることがわかります.

ミリタリーアイテム好きですけど,そこまで詳しくはないのでこのパンツの生い立ちはこれくらいにしておきます.

 

全体像

太目のシルエットです.ツータックっぽく見えますが実はワンタックです.

後面にはフラップ付きのポケットがつきます.

 

ディテール

生地の状態からして水通しはまだでしょう(画像撮影後に僕が水を通しましたが).ベルトループは短めで,斜めポケットが左右に付きます.

先ほどワンタックと記載しましたが,外側のタックのように見える部分はただの縫い目でタックではありません.

コインポケットはありません.

アメリカ軍の旧い年代のチノトラウザーズにはコインポケットがありますが,このショーツと同じくらいの年代からチノトラウザーズのコインポケットも姿を消します.

樹脂製のトップボタン.

ジッパーはアルミのTALONです.

後面はフラップ付きのポケット.

フラップをめくるとボタンが出現!ポケットの中身のものは落ちにくそうですね!でもボタンを留めるのが面倒くさそう・・・(笑).たぶん留めないし,ポケットに物は入れないだろうなぁ.

中を覗いてみると・・・

先ほど紹介したポケットの印字以外にも,サイズ表記とS-3013とスタンプが押されています.

このスタンプの擦れ具合の雰囲気,良いですよねぇ.着用したら全く見えないけど(笑).

 

着画

172㎝,58kgで表記ウエスト30を着用したときのサイズ感です.

ウエスト表記が29が僕のジャストだろうなぁと思い,30を試着したのですがジャストでした.ジャストだったらもう購入するしかないです.丈はちょうど膝ぐらいです.僕にとっては短すぎず,長すぎずの丁度良い丈感.

センタークリースが入っているように見えますけど,実はこの部分は縫われています.故にセンタークリースを付けるのが苦手な僕にはありがたい(笑).

チノショーツなのでカジュアルなアイテムですけど,トラウザーズのディテールを踏襲しているので上品さをプラスしてくれます.

こりゃ今年の夏はこのショーツをヘビロテだなって感じです.

 

おわりに

NOSのUSアーミーチノショーツを紹介しました.古着屋のオーナー曰く「名作だから見つけたら季節構わず仕入れる」という逸品だそうです.おっさんの暑い夏に活躍するアイテムだと思うので,見かけたら購入するのがおススメかもしれません.