《OSHKOSH B’GOSH》について
1895年にアメリカ・ウィスコンシン州オシュコシュで機関士や農家に向けたオーバーオールを作る会社としてスタートしたアメリカのワークウェアを語る上で欠かすことのできないブランドの一つです.
《オシュコシュ》のシャンブレーシャツ購入
そんな《オシュコシュ》のシャンブレーシャツを購入したので今回記事に取り上げたいと思います.
ワークシャツを代表するシャンブレーシャツは使い勝手も良く,僕は《ブライスランズ》のものを現在も愛用しています.
《ブライスランズ》のシャンブレーシャツは《ブライスランズ》が得意とするテーラードアイテムとヴィンテージアイテムを融合したスタイルにマッチするようにできており,ヴィンテージのシャンブレーシャツと比較してかなり細身のつくりとなっています.
これはこれで良くて重宝していますが,昨今はどうせ似たようなアイテムを追加で購入するなら「ヴィンテージで!」という願望が強く,ヴィンテージのシャンブレーシャツを探していたところ見つけたのが《OSHKOSH B’GOSH》のシャツになります.
状態の良いUSEDが価格的にもおススメ!
シャンブレーシャツは何年も前から玉数が減ってきているといわれ続けており,確かに旧い年代のものは見かけなくなってきました.
1960年代頃のNOS(デッドストック)だと,その価格帯は3万円~くらいでしょうか.結構いい値段しますよね!
さらにNOSだとなかなか着用に踏み切ることができません.昔はためらうことなくおろしていましたが,最近は《勿体ない精神》が全面に出てきてしまうため,状態の良いUSEDアイテムを好むようになってきています.
しかもUSEDだとプライスにも反映されて控えめになりますしね!
今回僕が購入したものは程よく使い込まれた一着ですが汚れやダメージがないコンディション上々のものになります.
前置きが少々長くなりましたが,みていきましょう!
コットン100%にこだわる!
シャンブレーシャツは年代が新しくなるにつれて,コットン100%だった素材がポリエステルの混紡となることが多いです.ポリ混だと使い込んだ際に出る風合いはコットン100%には到底かないません.
今回シャンブレーシャツを購入するにあたり譲ることができなかった条件は《コットン100%であること》でした.
それでいてプライスが抑え気味で,状態が良いものとなると古着屋に3着もあれば御の字といえるでしょう.そこにマイサイズの《OSHKOSH》のものが出てきてしまったら買うしかありませんね!
タグ
1960年代頃のものでしょうか.プリントタグです.ブランドネームの下に100% COTTONと素材が記載されています.さらにその下段にはLotナンバーとサイズ(14 1/2)が表記されています.
レジスターマーク(®)の記載がないので新しくても1970年代でしょう.
全体
これといった特徴があるわけではありませんが,こういうシンプルなシャツは何枚あっても良いですよね!コーディネートする際の中心選手となる使いやすいアイテムですし,何枚もストックしてしまいたくなります.
タックインすることが基本なので着丈は長めです.
ディテール
襟にはカラーキーパーが貼っており,襟はピンとなっています.台襟付きです.
主要な縫製はダブルステッチです.
袖ボタンは一つで,剣ボロのつくりはワークウェアによくみられる形状です.剣ボロにボタンはありません.
ボタンは樹脂製だと思います.
ポケットはフラップ付きで,左側のポケットにはペン挿しがありますが形状は左右対称です.
ガチャポケとか山ポケとかそういうディテールをもつシャツも憧れますけど,そういうディテールは価格に反映されてしまいます.シンプルに着るなら左右対称が一番使いやすいと自分に言い聞かせてます(笑).
裾にはさりげなく《ユニオンチケット(ユニチケ)》が縫い込まれています.ユニチケを見つけるとなんとなく嬉しいですね.
ディテール紹介の最後に生地の接写.肌触りの良い生地でありながらも,多少ムラやざらつきのある生地感はやはり良いですね~.
着画
白Tシャツの上から着用しました.ワークウェアなので見た目より機能性が優先されているため腕回りはゆとりがあります.が,肩と身幅をジャストで合わせればこれくらいのゆとりがあっても悪くないです.
《U.S.NAVY》のデニムカバーオールを紹介した際に着用していたのがこのシャンブレーシャツになります.
う~ん,良い!!
おわりに
《OSHKOSH B’GOSH》のシャンブレーシャツを購入しました.シャンブレーシャツはコーディネートがしやすい万能アイテムですし,比較的手の出しやすい価格帯のものも少なくないのでおススメです.
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