今回のシャツ特集に関する過去の記事

素晴らしき古き良きアメリカ製のシャツたち①

素晴らしき古き良きアメリカ製のシャツたち②

 

2着目同様,素晴らしい生地の1着

3着目に紹介するシャツは2着目に紹介したそれと似たような生地感をもつものになります.

 

タグ

メーカーは《Imperial》

刺繍のタグになります.

 

このメーカーについては良く知りませんが,

古着屋でときどき見かけます.

 

全体像

ボックスシルエットのループカラーシャツ.

両胸にポケットが付きます.

 

相変わらずこの型のシャツが僕は好きなようです.

 

生地感

2着目に紹介したシャツと同じようなガーゼのように薄い生地のシャツになります.

白ベースの生地に赤とグレーの模様が入ります.

 

赤とグレーの模様はプリントです.

ぱっと見,シンプルな柄ですけど,

絵具筆で描いたような点や短い線でこのシンプルな柄を構成するという

素晴らしいパターンです.

 

 

ベースとなる白色の生地は単なる均一な白い布ではなく,

画像からもわかるように,いわゆる絣とは異なるようですが,

格子柄のように生地が織りこまれています.

 

非常に良い生地感です.

 

袋縫いの襟です.

 

ボタン

ベークライトでしょうか.

 

 

 

柄といい,生地感といい,古い年代のシャツは本当に面白いです.

1950年代頃のシャツは完成度が高すぎ!!

 

 

おわりに

1950年代頃の《Imperial》のシャツを紹介しました.

 

古着は1点ものといいますが,

シャツに関しては特にその傾向が強いかと思います.

 

ジーンズだと色落ちの程度に違いはあれど,

同じ型のアイテムに出会えますけど,

シャツはまず同じ柄に出会うことはありませんから.

 

そういう点が魅力であり危険でもあります.