魅惑のシャツシリーズ

前回の記事はコチラからどうぞ.

 

今回紹介するシャツはとにかく手の込んだ一着になります.

今ではこんなに手の込んだ一着はなかなか見かけないと思います.

タグ

《DAN RIVER》の生地を使用した《Guymont》のシャツになります.

刺繍のタグというだけでテンションが上がります.

 

全体像

ボックスシルエットのループカラーシャツです.

両胸にはポケット.

 

横縞模様の落ち着いた印象を与えるシャツで,

前回紹介したシャツとは雰囲気が異なります.

 

生地感と柄

ガーゼのように非常に薄い生地を使用しています.

そこに3種類のブラウンベースの横縞模様が入ります.

 

で,この模様はプリントで表現されているのではないんです.

それぞれのカラーの糸が生地に縫い込まれていることで表現されています.

 

非常に手が込んでいます!

こんな面白い生地はなかなかないと思います.

 

袋縫いの襟です.

下の画像と比べると分かりやすいのですが,

前回紹介したシャツと比べて襟は短いです.

 

表記サイズはL(16-16 1/2)ですが,

着丈が短めなので,バランスは悪くありません.

 

むしろ,前を開けてラフに着るとかなりカッコいいです!

 

色がそこそこ落ちたヴィンテージデニムと相性は抜群だと思います.

 

難点をあげるとしたら・・・

繊細な生地で,耐久性に少々難があるかと.

 

前オーナーが胸ポケットに小物をいれていたせいか,

ぱっと見は全く分かりませんがポケットに少しダメージがあります.

 

通常使用では生じないダメージがこの手のシャツでは生じてしまいそうです.

 

また,ホワイトベースのシャツは薄汚れや黄ばみが避けられません.

 

ただこういった雰囲気のシャツは大好物なので,

つい見つけると反応して購入してしまいます.

 

おわりに

非常に手の込んだ1950年代頃のシャツを紹介しました.

これからの季節にサラッと着ることのできるヴィンテージの半袖シャツは,

Tシャツと比べてコーディネートに上品さをプラスしてくれるので,

おっさんにとっては重宝する一着です.

 

もうしばらくシャツの紹介が続きますので,

引き続きお付き合いください.