人気継続中!リーバイスのブラックデニム

この数年で人気がうなぎのぼりのリーバイスのブラックデニムパンツ.

ブラックデニムの人気が出始めたときは

どちらかというと先染めが注目されていましたが,

最近は後染めの方もそれを追従するように人気が高まっています.

 

サルファ剤という染料を使用した後染めブラックデニムは

2000年代はじめにアメリカでサルファ剤の使用が禁止されたため

リーバイスのアメリカ製サルファブラックジーンズは

今日,古着でしか手に入れることができません.

 

とはいえ大量生産の時代に製造されたものなので

コンディションの良い個体はまだまだ見つかると思います.

ただデッドストックという条件になれば入手は難しいかと思います.

 

今回,501の後染めブラックに引き続き,

505の後染めブラックを入手したので記事に取り上げたいと思います.

 

オリジナルレングスでマイサイズ!

ジーンズを購入するとき

ウエストのサイズに重点を置くかと思いますが

僕はレングスにもこだわりたい派です.

特にヴィンテージデニムとなれば

裾上げされた個体はウエストが合っていても

スルーすることが少なくありません.

 

そこにこだわって探し出すとなかなかマイサイズの個体は見つかりませんが

見つかった時の嬉しさはひとしおです.

 

今回のものはパッチからも分かるように

レングスが30インチと日本人男性の平均身長である僕にとって

ちょうど良いサイズとなります.

 

 

2000年2月製

パッチからはアメリカ製であることがわかりませんでしたが,

この内タグにはしっかりと【MADE IN U.S.A.】と記載されています.

 

そしてこの内タグを裏返すと製造年数がわかります.

タグの0200にあたる部分から製造年月が

2000年2月であることが解読できます.

年代的には新しめの個体です.

 

ポケットのスレーキのプリントからも

2000年頃~の雰囲気が漂っていますね.

 

 

色のフェードも少ないグッドコンディション

画像からもわかるように

色は黒々としておりコンディションは上々です.

 

 

接写だと実物よりも白っぽく写ってしまいますが実物はもっと黒いです.

 

生地も硬さも残っていて,

USEDではありますが着用頻度は高くないと思われる個体です.

 

また,裾にかけて徐々に細くなっていく

505のテーパードシルエットは秀逸です.

 

 

505なのでフロントはジッパー仕様です.

 

サイドシームは,501は脇割り仕様でしたが505はそれとは異なります.

ただ505は脇割り仕様のものもありますので

すべての505後染めブラックが今回の仕様となるかどうかは定かではありません.

 

そしてリーバイスの赤タブ.

やはりこのディテールはリーバイスのデニムに欠かせませんね.

 

購入後は結構な頻度で穿いており,かなり気に入っています!

 

後染めブラック501と505を比較

ここからは興味がない人からしたらどうでもいい内容(笑).

手持ちの後染めブラック501と505を比較したいと思います.

 

トップボタン

501がシルバーカラーで,505がブロンズカラーです.

 

ブルージーンズでは防縮デニムか否かでボタンが使い分けられています.

具体的には非防縮デニムがシルバーカラーで,

防縮デニムではブロンズカラーとなります.

 

おそらく501と505のブラックデニムは同様の生地を使用していると思うのですが,

伝統的な501と505のボタンの使い分けが引き継がれているようですが・・・.

 

先染め501のボタンはブロンズカラーだったので

割とてきとうにその辺にあったボタンを打っているのかもしれません.

良くも悪くもそういうところがアメリカということで.

 

サイドシーム

脇割り仕様が501で,脇割り仕様でないのが505になります.

ただ,505はバリエーションも多いので脇割り仕様のものがあるかもしれません.

 

シルエット

画像右側が505で,左側が501になります.

表記サイズはどちらも同じですが,

太腿の幅は505の方が平置きで5mmほど太く,

膝の辺りは505の方が平置きで1.5cmほど太いです.

裾幅は505が18.5cmであるのに対して501は18cmでした.

着用してみると確かに腰回りは505の方が多少ゆとりのある感じです.

 

膝下からは505の方がテーパーが強いかなといった印象です.

 

505の方が細いのかな~と思っていたのですが,

まぁぶっちゃけそれほど大きな違いはないですw.

 

ただ今回比較した501と505では

505の方が腰回りにゆとりがあるのは確かです.

 

そして2つのパンツに共通しているのは

どちらも使えるのでおススメできるということです!

 

おわりに

アメリカ製のリーバイス505後染めブラックデニムパンツを購入しました.

コンディションも良くこれからも末永く穿いていけそうな1本で

無茶苦茶気に入りました!

ブラックデニム人気が継続していますが,

コンディションの良いブラックデニムはまだまだ見つかりますので

是非お気に入りの1本を探してみてください!!

 

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