気になるメーカー《Willis & Geiger》

ここ最近気になるメーカー《Willis & Geiger(ウィリス&ガイガー)》.

 

Willis & Geiger(W&G)はについては下記を参照してください.

 

 

W&G20世紀の始まる1901年から創業する歴史あるブランドで、数多くの歴史的な著名人が着用した事で一躍有名となりました。
特に有名な方ですと、ルーズベルト大統領、大西洋横断のリンドバーグ、作家のヘミングウェイなどの名が挙げられます。

創業より本格的なサファリジャケットを作り続けていたW&Gのそれは上記アーネスト・ヘミングウェイも愛用していたという事でも有名です。ヘミングウェイが自らデザインしたサファリジャケットも同ブランドのものになります。

これらサファリジャケットを含め同ジャンルの物を『サファリライン』と俗称されることもあります。

そして、もう一つがA-2G-1といった……

アメリカ海空軍で代表されるフライトジャケットの製造もおこなっていたのです。こちらを『ミリタリーライン』と俗称されます。

戦後、厚木基地に降り立ったマッカーサー元帥が着用していたのもW&GA-2と言われております。

『サファリライン』と『ミリタリーライン』この二つがW&Gの要だったようです。

日本では80年代後半から三越が代理店として正式展開されました。

新宿の三越南館ができた時、その花形のメーカとして1階に非常に大きいスペースで展開したそうです。
日本展開では、ヘミングウェイジャケットに合わせて、マッカーサー元帥が着ていたA-2W&G製であると宣伝されより、マニア度が増しました。
しかし、残念なことに90年代後半、この会社の独自展開が無くなり、現在は通販大手のランズエンドに吸収されてしまったようです。日本では、LLビーンや、エディ・バウアーの上を行く、高級アウトドアーメーカとして売り出すつもりだったようですが、有名になる前に撤退してしまいました。

引用:店長スギの古着講座

 

有名になる前に撤退とはあるものの,

近年はビームスプラスで

W&Gのブッシュジャケット(サファリジャケット)が展開されたりと

注目はされているようです.

結構人気の様でオンラインショップでは在庫は僅少です.

 

 ヴィンテージの

W&Gのアイテムはジャケット,ベスト,シャツをはじめとして

かなりバリエーションも多く,

なおかつデザイン性も高いです.

 

 

なので収集癖がある方は

かなり危険なブランドとなるのではないでしょうか.

 

 

 

今回,僕にぴったりのサイズの

《ウィリス&ガイガー》

アメリカを代表するアウトドアブランド《エディーバウアー》との

ダブルネームのサファリシャツを見つけたので

記事に取り上げたいと思います.

 

Willis & Gerger × Eddie Bauer

1980年代頃でしょうか.

タグに書かれた《Willis & Geiger》と《Eddie Bauer》の2つのブランド.

ダブルネームってだけでそそられますね.

 

ときどきこのメーカー同士のコラボアイテムは見かけるようです.

エディバウアーがガイガーに生産を依頼していたんですかね.

 

 

サイズ表記があったと思われる布タグはちぎれてしまったようで,

痕跡だけが残っていました.

 

ただ,14ハーフから15くらいのサイズ感で

僕にちょうど良いサイズとなれば買わない理由はありませんでした.

 

色はタンで,ウエストがシェイプされシルエットもこだわりを感じます.

 

エポーレット,両胸フラップ付きポケット,左胸には銃弾用のポケットが付きます.

 

これ一着でサファリルックの完成です.

 

 

今回の一着はサファリシャツとしては割とシンプルです.

 

胸元にガンパッチが付いているシャツ,

袖にもフラップ付きのポケットがついたシャツなど

W&Gはシャツ一つとっても本当に種類がたくさん!

マイサイズを見つけたらどんどん追加していきたいです.

 

バックのデザインはシンプルです.

 

袖口のボタンは一つ.剣ボロにボタンはありません.

 

内にも外にも着れる万能シャツ!

このシャツの優れているところは

まだ肌寒い時にはジャケットの内側に,

暖かくなってきたらシャツジャケット風に着用できる万能シャツです.

長袖サーマルの上からシャツを着た画像になります.

この上から《Lee》のウエスターナーを羽織ったのが下の画像です.

こんな感じで肌寒い季節は上着の中に着ることができます.

 

ジャケットがいらないくらい暖かくなってきたら・・・

タックアウトしてシャツ単体で着ても悪くありません.

 

シャツジャケット風に半袖シャツの上から

ラフに羽織っても良いかと思います.

またシャツ類を全部インしても悪くないかと.

 

とまぁ内にも外にも着れちゃう万能シャツなんです.

 

 

古着屋で見かけるW&Gのアイテムは1980年代以降のものがほとんどで,

年代的には比較的新しいアイテムです.

なのでサイズにこだわらなければ比較的見つかるかと思います.

 

ただ,サファリ(アウトドア)ブランドということもあってか

作りとしてはやや大き目で,着丈が長めです.

 

やせ型かつ平均的な日本人の身長である僕にとっては

大きめに着ちゃうと残念な感じになってしまうので,

サイズ感にこだわって探すとなるとなかなか見つかりません.

 

こういう時ガタイの良い方が羨ましく思ったりします.

反対にヴィンテージのデニムは痩せているからお得に手に入りますけどね!

 

マイサイズのW&Gのアイテムを探すとなると

まぁまぁ苦労すると思うので見つけて気に入ったら即買いを

おススメいたします.

 

おわりに

アメリカを代表するアウトドアブランド

《Willis & Geiger》と《Eddie Bauer》のダブルネームのシャツを

紹介しました.

 

デザイン的にも面白いものが多い《W&G》は要注目です!