守備範囲外のメーカー《Wrangler》
アメリカを代表するブランド《Wrangler》ですが,
中学生の時に当時の《Wrangler》の現行ジーンズを購入したのが人生初の《Wrangler》で,
実はそれ以来,《Wrangler》のアイテムは手にしていません.
そのため僕にとっては守備範囲外のメーカーで全く詳しくありません.
そんな守備範囲外のメーカー《Wrangler》ですが,
最近,古着屋で1970年代の《Wrangler》のデニムジャケット《24MJZ》を見つけ,
試着してみるとピンとくるものがあったものですから購入しました.
しかも《リーバイス》や《リー》なんかと比較すると
圧倒的に買いやすいお値段で!
セーターの上から着たい大きめサイズ
1960年代半ば頃から販売されるようになった品番《24MJZ》は
《11MJZ》の後継モデルにあたります.
3つポケから4つポケのデザインになったってくらいしか
恥ずかしながら知りません(汗)!!
今回購入に踏み切った理由はサイズにあります.
僕はタイト目~ジャストサイズで着るのが好きで,
これまでもUSサイズ36~40くらいのジージャンばかり購入してきました.
しかし,これはシャツや薄手のインナーを着てジャストサイズなので,
前回の記事に取り上げたような厚手のセーターの上から着ると,
肩がパツパツになり,
明らかにサイズが小さい事態に陥ってしまいます.
そこで大きめサイズのデニムジャケットを探している折に見つけたのが
このラングラーの《24MJZ》になります.
表記サイズは44と大きいです.
これなら厚手のセーターの上からでも窮屈になることなく着用できます.
購入した《Wrangler 24MJZ》の詳細
色が濃く残った大変状態の良い一着になります.
前述したとおり,4つポケの仕様となります.
袖丈と丈の関係から分かるように,
着丈は短めなデザインです.
フロントにはプリーツがあります.
ラングラーといえば丸カン(円状のカンヌキ)ですよね(これは僕も知っているディテール(笑))!
リーバイスの506XX(ファースト)や507XX(セカンド)だと,
プリーツ部分にはボックスステッチですが,
このボックスステッチの糸は切れやすいのが難点.
ですが,丸カンだと糸が切れる心配はないので◎です.
胸元のポケットはスナップボタン式です.
歪な【W】のステッチはアジがありますねぇ.
左胸のポケットには黒地に黄色の文字で《Wrangler》と書かれた
ピスネームがつきます.
ラングラーといえばブロークンデニムっていうイメージがありますが,
こちらは左綾で織られたデニム生地になります.
ジッパーは首元までではなく,
胸の位置で終わり,
襟元はボタンで留めるデザイン.
ジッパーは《TALON社》のものを使用しています.
バックにもプリーツがとられているのも《Wrangler》の特徴ですね!
このプリーツのお陰で動きやすくなります.
《リーバイス》や《リー》ではみられないこういったディテールは,
《Wrangler》の大きな特徴といえます.
プリーツ部を内側から見てみると,
左右1本ずつゴムバンドが縫い付けられていることがわかります.
裾部分にはアジャスターボタン.
アジャスターボタンと書きましたが,
飾りデザイン的な要素が強そうです.
残念ながら首元にあるはずのタグは欠損していましたが,
70年代で間違いないということだったので,
黒色のタグが付いていたでしょうとのことでした.
袖口の画像を撮り忘れたのですが,
袖口は胸元のポケットと同じでスナップボタン式になります.
スタイリング/着用画像は寒くなったらセーターに合わせ,
インスタグラムにポストしようと思います!
おわりに
厚手のセーターを着たとき用のデニムジャケットとして
サイズ44の《Wrangler 24MJZ》を購入しました.
リーバイスと比較すると
圧倒的に気軽に着用できる70年代のラングラーのデニムジャケットは
使いやすいヴィンテージアイテムとして
とても気に入りました!
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