10月にはいって
秋冬物が気になってくる季節になりました．
僕が秋冬の古着の中で毎年探しているアイテムに
ウール製のスポーツジャケット（スポジャケ）があります．
といっても，
状態・サイズ・プライスに申し分のない個体は簡単には見つからず，
今までに満足できる個体にであったのは一度だけ．
そんな貴重なスポジャケを今回追加することができたので
記事に取り上げたいと思います．
《MONTGOMERY WARD》の一着
《MONTGOMERY WARD》といえばアメリカを代表するストアブランドの一つですね．
1872年にアメリカ・イリノイ州シカゴで創業したブランドとされています．
《MONTGOMERY WARD》のプライベートブランドとしては，
《PIONEER》，《POWRHOUSE》，《101》などがあります．
今回の一着は《MONTGOMERY WARD》名義のものになります．
タグ
白い糸で《MONTGOMERY WARD》と刺繍されています．
このタイプのタグはわりと古い年代にみられるものだと思います．
裏地
裏地は目を惹くカラフルなネル素材のチェック柄です．
こんな派手な裏地はなかなかないですよね．
ジッパー
クラウンのバネジップです．
全体像
3つポケットにサイドアジャスター，袖ベルト．
定番の形ですね．
胸ポケはジッパーのつかないタイプです．
色は黒のように見えますが，黒に近い濃いネイビーだと思います．
サイドアジャスターの金具はプレーンで，彫りの装飾などはないです．
装飾があれば最高だったんですけどね～．
目の詰まったウール生地になります．
「虫食い？！」っぽく見えなくない箇所はありますが，
貫通するようなダメージはなく年代を考慮すればかなりの美品です．
虫食い被害にあわないように今後のメンテナンスが大切です．
袖口のボタンには装飾がみられます．
こういったディテールは見ているだけでうれしくなります．
古着の万能アウターだと思います
スポジャケはスラックス，デニムパンツ，チノパン，ワークパンツなど
パンツを選ばない万能なジャケットだと思います．
着用画像は今回のスポジャケではありませんが，
この前の冬に手持ちのスポジャケで組んだコーディネートになります．
ご覧の通り，スポジャケとジーンズとの相性は抜群です．
コーディネートに使用しているアイテムは，
ウエアハウスのサーマルに，ヘラクレスのワークシャツ，
リーバイスの551ZXX，オールデンのプレーントゥを合わせています．
スポジャケは丈が短めなので，
股上の深いパンツをあわせるとより一層，
脚長効果も期待できるので，
身長170cm前半の僕にとってはかなり使える一着です．
画像出典：Instagram
当時の労働者のようにワーク系のアイテムとあわせてもいいですし，
セーターを合わせても着るのも良いですね．
今年はセーター＋スラックス＋革靴でキレイ目に合わせたいと思います．
おわりに
1950年代頃の《MONTGOMERY WARD》のスポジャケを紹介しました．
着方次第でワーク系・キレイ目のどちらのコーディネートにも振れるので，
着こなし甲斐のあるジャケットです．
今年は是が非でもチェック柄の一着を手に入れたいです！
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