2022年となり世間の古着屋では初売りが行われていますが,皆さまお目当てのアイテムを購入することはできましたでしょうか?

僕自身,古着屋の初売りに行きましたが,スペシャルが集まる都内の有名ヴィンテージショップや日本を代表するヴィンテージショップに正月早々行くことはできないので地元・名古屋の古着屋を挨拶まわりとして巡りました.

もちろん2022年の初買いもしております.ただ,他に記事にするアイテムがありすぎるのでその紹介はしばらく後になります.

2月末くらいまでは2021年に購入したものになります.

人気の高いアメリカ軍のデニムハット

《M37》と呼ばれるデニムハットはアメリカの軍モノの被り物で最も人気が高いといっても過言ではないのでしょうか.

その人気からかUSEDであっても状態とサイズによっては5~6万円以上することも少なくありません.それでも【Sold out】になっていくのがヴィンテージ古着のすごいところ・・・.

噂によると当時は使い捨てだったので現存数も少ないとか・・・.

 

さすがにハットにそんな金額は出せないと思っていたのですが,《ヤフオク!》でそこそこの安価な値段で出品されていたのを見つけ,入札しておいたら競合することなくそのまま落札でき迎え入れることができました.

これまではレプリカを愛用してきましたがこれからは今回紹介するヴィンテージのM-37が一軍です!!

汗をかく時期はレプリカ,それ以外はヴィンテージという風に使い分けていこうと思います.

 

ヤフオク!で落札したM-37デニムハット

真っ紺ですがデッドストックではないので,使用に臆する必要がなく逆にうれしい状態といえます.

生地はゴワゴワして硬く,使用感は極めて少ないです.

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納入しているのは多分《Correct Cap Company》

調べてみるとM-37デニムハットを確かに納入していたメーカーだったのでオークション(オンラインでの購入)でしたが安心して入札できました.

サイズは《7 1/4》.実寸は57cm程度です.

M-37 デニムハットはサイズが小さいものは比較的みかけますが,大きいサイズは数が少なく稀少です.60cm程度のものは需給バランスが崩れ,値段が高くなる&即売れ傾向にあります.

6つのパネルから構成されます.

内側を見てみると6つのパネルが生成り色の布テープで縫い付けられていることがわかります.デニム生地の端の処理がいい加減ですね.

いい加減な部分がありますが,つくり自体はしっかりしています.

デニム生地をテープ状に裁断しブリムの端部分を補強するように縫製されていたり,ハットの型が崩れないようにクラウンとブリムを縫製する部分にもテープ状に裁断されたデニム生地が縫製されています.

ブリム部分のステッチも一目でM-37と判別できる特徴になります.

 

おわりに

アメリカ軍のM-37 デニムハットを紹介しました.

ぶっちゃけぱっと見はレプリカと同じなので完全に自己満足なアイテムですけど,やはりレプリカの元ネタとなっているオリジナルはうれしいものです.しかも相場よりもかなり安く入手できたのも!!