ペンドルトンとは?

古着屋に行けば必ず見かけるといっても過言ではないブランド,《PENDLETON(ペンドルトン)》.ウールシャツは古着の鉄板アイテムですね.

《ペンドルトン》はアメリカで創業した老舗のウール製品を展開するブランドです.今か100年近く前の1924年にウールシャツをはじめて発売したとされています.現在もペンドルトンの製品はセレクトショップをはじめとして様々なところで見かけます.現行品はウェアよりもブランケットの方が主力な印象を受けます.ペンドルトンのブランケットをプレゼントすると喜ばれることが多いのでおススメですよ!プレゼントに困ったら是非♪

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PENDLETON(ペンドルトン)
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今回はそんなペンドルトンのウール製スポジャケを記事にしたいと思います.

 

スポジャケ好きなんです

ヴィンテージの王道アイテムだけどデニムやスウェットシャツと比べて人気のないスポジャケ.でも,スウェットシャツなんかよりも大人っぽく着こなすことができるので,スポジャケは個人的にはかなりおススメしたいアイテムです.ものによってはチャンピオンのリバースウィーブより断然安いですしね!

これからの季節に最適!【1940年代~】のウールの【ヴィンテージスポーツジャケット(スポジャケ)】

以前もスポジャケの記事を書いていますので良ければ是非ご覧になってください.

 

いつかは1930年代頃のジッパーがハトメ仕様のスポジャケを手に入れたいなと思いつつも,なかなか出会いがなく時は経過しています.

 

1950年代のペンドルトンのスポジャケ

話をペンドルトンに戻します.前述のように今回紹介するのは1950年代頃のペンドルトンのウールスポジャケになります.

年代推定はタグとジッパーから行っています.

サイズ表記なし,《PENDLETON WOOLEN MILLS》のP, W, Mの文字が他と比べて大き目,PORTLAND, OREGONの文字が入ります.

1960年代~はサイズ表記が入ったり,100% VIRGIN WOOLの文字が枠外となったり,ウールマークが入るようになるとされています.

ジッパーは角がとれたTALON社製のもので,同年代のウールリッチのウールジャケットと同じです.

参考までですが,1950sのウールリッチのマッキーノジャケットのジッパー画像になります.

 

これらのディテールより1950年代のウールジャケットと推定しています.

 

全体像

暗くて分かりにくいですが,ブラウンベースのチェック柄になります.

フロントには胸ポケットはなく,両サイドにスラントポケットがつくだけのシンプルなデザインです.

バックスタイルになります.背中の生地に切り替えはなく一枚の生地で構成されています.またサイドアジャスターもありません.サイドアジャスターがあると装飾性も増すんですけどね.まぁ,これはこれでシンプルで良いです.

 

袖口にはボタンが一つつきますが,本切羽でもないですし飾りの要素のみです.

生地がとにかく好み!

ジッパーの画像再掲になりますが,ここからはジッパーの話ではなく,生地の話になります.

薄手のウールの生地になり,シャツジャケット感覚で羽織ることができます.ブラウンベースにブラック,オレンジ,ホワイトのチェック柄が入ります.似たような柄のジャケットをオーダーしていたくらいなので,この手の生地が改めて自分の好みなんだなぁと思っちゃいます.

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サイズ感

サイズ表記はありませんが,おおよそSサイズ~Mサイズくらいのサイズ感です.着画を含めた詳しいサイズ感の記事は近々書こうと思います.画像からも分かるように着丈が短いデザインなので,股上が深めのパンツの方が相性は良いでしょう.また,インにシャツをもってきた場合はもちろんタックインした方がバランスはとりやすいと思います.

 

おわりに

ペンドルトンのスポジャケを紹介しました.ウールのスポジャケは子供っぽくならないスタイリングが可能ですし,手入れも簡単なので(ウール専用の洗剤で手洗いしちゃいます),個人的には推しのアイテムです.できれば今シーズンも買いたいくらい!!