4年に1度の2月29日にマサゴニア氏主催の第3回名古屋古着オヤジミーティングが開催されました.このような会をいつもセッティングしてくださるマサゴニア氏には本当に感謝です.この場を借りてお礼申し上げます.

 

クラシコブログ

アラフォーオヤジがアメリカのヴィンテージ古着を中心に「大人のカジュアルスタイル」を追求していきます!


第3回の模様はまた後日記事にするとして,もういいよっていう方もいらっしゃるかもしれませんが,今回もリーバイス519に関する記事になります.

1980年代の519を手に入れました

自称519大好き人間の僕が,519のブルージーンズを手に入れました.しかもフラッシャーはとれてしまっていますが,水も通っていない状態で!

NOS(new old stock)ってやつです.僕があまりにも状態にこだわっているのでmasagonia氏より「ノス王」の称号を頂いたのはここだけの話.

 

519が好きな理由

それはきれいなストレートシルエットだから.これに尽きます.後述しますが,膝から裾までの幅がほぼ変わらないので,レングスを長いものを購入して,カットしてもシルエット崩れないのは魅力かと思います.

 

519のデニムパンツはレアです

少し前にも記事にしますが519のブルージーンズはとにかく少ない!そして濃紺のデニムはコーデュロイパンツより明らかに高値です.そんな519のデニムパンツをebay(イーベイ)で見つけたので購入しました.

 

今回購入した519の詳細

相変わらずきれいなシルエットをしています.腰・尻まわりが割とタイトなのでワンサイズ上げています.

519の特徴の一つとしてはコインポケットがないという点があげられます.

後ろ姿です.お馴染みアーキュエイトステッチ.ベルトループの数は全部で5つです.

 

オレンジタブであることも519の特徴です.紙パッチは馬がジーンズを引っ張るタイプではなく代わりに「Levis」の文字が書かれています.馬がジーンズを引っ張っているタイプのパッチを搭載した519もありますが,パッチの使い分けは調べても分かりませんでした.

オレンジタブでLevi’sの文字はプリントです.やはり刺繍の方が雰囲気はありますが,これはこれで時代の変化を感じるディテールの一つかと.

パッチのアップです.悲しいかな,試着したら一発で割れました・・・.紙パッチの宿命なので致し方ありませんが,あまり見かけないパッチでどことなく気に入っていたのでちょっとショックです.

これから穿いていく過程において,これでは精神衛生上よろしくないのでパッチは外しました.

嫁氏からしたらこれは「GOMI」なので僕のクローゼットにいったん避難!

続いて内側のタグ.品番は「519-0217」なので505と同様,防縮デニム生地が採用されていることが分かります.ただ,若干の縮みは発生するようで,おおよその縮みは3%と記載されています.

このタグを裏返すと年代などの判別ができます.

1982年10月製です.532工場生産ということでいいでしょうか.ちなみにトップボタン裏の刻印も532です.

ジッパーはLevi’sのものを使用していました.

裾はもちろんオリジナルのチェーンステッチです.

サイドは耳付きや脇割りではなくインターロック仕様です.

トップボタンです.特にコメントはありませんが記録用として,一応のっけておきます.

 

シルエットとサイズ感

冒頭でも触れましたが,519は膝の幅と裾の幅がほとんど変わらない細めのストレートシルエットです.

膝部分の幅はおよそ20cm.

つづいて裾部分.こちらもおよそ20cmでその差は5mm程度です.

実際に穿いてみるとこんな感じです.

腰・お尻まわりはタイト目です.501は実寸27~28でいけますが,519は表記28インチだとウエスト周辺がピタピタになってしまうので1インチ上げています.これは519のコーデュロイと同様です.

ただ今後穿いていくうちに伸びてくる可能性もあるので28でもいけないことはないかと思います.しかし,もうオジサンなのでピタピタすぎるのはNGになってきましたのでこれが僕のベストサイズかなぁ.

レングスは30インチで踝やや下あたり.僕的には若干長い気もしますが,今後3%の縮みが発生してくること,膝裏に皺が入ることで若干裾が持ち上がってくることから実はちょうどいいレングスではないかと思います.

 

こうしてまたNOSのジーンズを姿を消しました

一昔前は1980年代なんてヴィンテージっていわれていなかったとおもうのですが,製造後まもなく40年経過するジーンズなので立派なヴィンテージっていっても過言ではないのでしょうか.とはいうもののXX(ダブルエックス)の頃と比較して圧倒的に製造数は多いのでまだ手に入りますけど.実はこれは同年代の501赤耳の1/10くらいの値段なので,519のNOSはまだまだ狙えます!

このジーンズを今年はゆっくりではありますが穿き込んでいこうと思います.1980年代のジーンズを穿き込むとどのような色落ちになるのか,ちょっと楽しみです.どんな風に穿き込んでいこうかな.

2020年3月1日穿き始めます!!色落ちは追って報告します!!

 

おわりに

1980年代リーバイス519のブルージーンズを紹介しました.サイズ感など参考になれば幸いです.

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