まだまだ暑い日が続いていますが

気分は秋冬のアイテムに傾いてきております.

そして気は早いですが秋冬物のアイテムを記事に取り上げます.

価格高騰のインポートアイテム

原材料費の高騰に加え,

円安(1ドル=140円台半ば,1ユーロ=150円台後半 2023年8月中旬)の

影響を受けてインポートの洋服は軒並み価格上昇.

 

 

【BERNARD ZINS(ベルナール ザンス)】のスラックスは

2023AWのビームスでは5万円台後半の値付けとなっています.

 

出典:ビームス公式オンラインストア

 

価格が騰がると聞いていたとはいえ

この値上げ幅はきついですね.

 

一旦上がってしまったプライスが下がることはまずないので

今が最安値ということになるのでしょう.

 

 

モノによっては2022AWの在庫もあるようなので,

暑い時期ではありますが

秋冬に備えて先シーズンのものを抑えるのもアリかもしれません.

 

今回記事に取り上げるのは,

2022AWのシーズン終わりに購入したビームスF別注の

《BERNARD ZINS(ベルナールザンス)》のキャバルリーツイルを用いた

2プリーツスラックスになります.

 

ビームスの《BERNARD ZINS》のアイテムは

在庫僅少とならないとセールにかかりませんし

セールを待っているとマイサイズを買い逃してしまうので

お財布には優しくありませんが定価で購入しております.

 

BERNARD ZINS

1967年にフランス北部の街ランスにて、ベルナール・ザンスが高級パンツ専業ブランドとして設立。著名メゾンの生産を引き受けていたことでも知られ、クラシックかつゆったりとしたシルエットで世界のファッショニスタから支持された。それから時を経て、2012年に現代的な提案性の高いブランドへと変貌を遂げるとともに、より今の気分にマッチした、細すぎず穿きやすい新たな美脚ラインナップを展開し始めている。

引用:BEAMS

 

秋冬生地がおすすめ

私見ではありますが,

今の時期は暑すぎてフルレングスのパンツを穿く気がおきませんし

汗をかいてしまうので洗濯が頻繁にできるパンツしか穿きたくありません.

 

汚れや頻繁な洗濯はどうしても生地を傷めてしまいますから

洋服自体の寿命を縮めてしまいます.

 

となると夏物のパンツというよりは

生地のしっかりとした秋冬のアイテムをおススメしたくなります.

 

実際,僕が購入したものは厚みのあるキャバルリーツイルを使用した

スラックスになります.

 

キャバルリーツイル

キャバルリーツイルは、綾織が急傾斜でなおかつはっきりと綾織の畝が見える生地です。スポーティーさがある一方で、生地特有の光沢からはドレッシーさも感じられます。スーツや乗馬服、運動用のユニフォーム、オーバーコートなど、さまざまな衣類に適した生地です。キャバルリーツイルはしっかりとしたハリとコシがありつつも、適度な弾力性と伸縮性を備えています。そのため、着用時は堅苦しさを感じず快適に過ごせるでしょう。

引用:オーダースーツSADA

上記説明の通り,

斜めに入る畝が特徴で

ガシガシっとしたハリとコシを感じさせる生地です.

 

 

しっかりとした丈夫な生地であるためスラックスとして人気もあり,

ブランドも良しとなれば間違いのないスラックスといえるでしょう.

 

 

キャバルリーツイル(キャバリーツイル)と似た生地である

カバートクロスのパンツに関する記事はこちらよりどうぞ.

 

どうやら似たようなパンツを買ってしまうので

僕はこの手の生地のパンツが大好物の様ですw.

 

やや太目なツープリーツスラックス

カラーはやや濃い目のグレー(チャコールグレー)で,

普遍的な間違いのないカラーです.

 

奇をてらわないこういう定番アイテムが長く使うには一番です.

 

2プリーツ(インプリーツ)仕様で

型はややゆとりのあるシルエットになります.

裾幅は20cmちょいあります.

 

フロントはジッパー仕様ではありますが,

パンツ専業のブランドなのでつくりはしっかりしております.

 

裾はダブルで,幅は4.5cmとなります.

 

裾が未処理となっているスラックスをダブルで直す場合

僕はダブルの幅を4.5cmと決めています.

 

レングスをどうするか

裾幅がややあるきれいなストレートシルエットなので,

レングスが短すぎるとこのパンツのシルエットの良さが生かせないと判断.

よって,裾にやや溜まる長さで直すことにしました.

 

僕は普段短めのレングスで穿くことが多いのですが

いつもよりも気持ち長く(2cmくらい)しています.

腰回りは2プリーツということもありややゆったりとしたシルエットです.

ご覧の通り靴の上に少し溜まるくらいのレングス(フルブレイク)になります.

靴は絶賛履き慣らし中のJ.M.WESTONのローファーです.

 

身長が日本人の平均的である僕にとってはブレイクが深すぎると似合わないので,

靴の上にこれくらい溜まる長さがレングスとしては限界だと思います.

 

これ以上レングスを長くすると

サイズの合っていない大きめな服を着ているように見えてしまいます.

 

反対にこのパンツはテーパードシルエットではないので

短すぎると寸足らずのパンツになってしまうので

レングスの調整には随分と慎重になりました.

 

 

僕がよく穿いている

1950年代くらいのアメリカのラギッドな太目のスラックスと比べて

雰囲気が随分と異なりますが

こういったヨーロッパブランドのスラックスも大好きなんです.

 

こういったスラックスに

カバーオールとかレザージャケットの様なラギッドなアイテムを合わせて

雰囲気にギャップのあるコーディネートをしたいです.

 

おわりに

フランスのパンツ専業ブランド《BERNARD ZINS》の

キャバルリーツイルを使用したスラックスを記事に取り上げました.

 

折角高いお金を払ってスラックスを購入するのであれば

厚手のしっかりとした秋冬物を個人的にはお勧めします.

ツイードなんかが今冬用には欲しいですねぇ.

 

原材料費・円安の影響で価格が上昇しておりますので

昨シーズンの在庫を狙うなど工夫して今シーズンは探していきたいです!

そして在庫があるうちに早めに決断したいと思います.