《L.L.BEAN》の代名詞的存在
《L.L.ビーン》の鞄といえば《BOAT AND TOTE(ボートアンドトート)》を真っ先に思い浮かべるかと思います.
同鞄はブランドの代名詞的存在といっても過言ではないでしょう.
僕も1980年代の鞄を愛用しています.
《BOAT AND TOTE》の中で別格扱いされているのが《デラックストート》と呼ばれるシリーズ.
特徴的なカラーリングが他の《BOAT AND TOTE》とは一線を画す唯一無二な存在としてその地位を確立しています.
《デラックストート》は狙っていたアイテムだったのですが,年々値上がりしていくし,状態の良い個体はすぐに売れてしまうので,どうしても後回しになっていたアイテムでした.
ただ,そろそろ手に入れておかないと,今まで以上にさらに高いお金を積まないと買えなくなりそうだったので,古着屋入荷情報をチェックし,ついに手に入れました.
DXトートのカラーリング
僕が購入したものは紺ベースに緑のカラーリングです.
緑×紺,紺×赤,赤×紺の組み合わせもありますが,このカラーリングが一番落ち着いていて好きです.
というかカラーリングが選べるほど入荷するわけではないので,たまたま入荷した際のカラーリングがドストライクのカラーリングだったわけです.
古着仲間でもあるマサゴニア氏もこのカラーリングを愛用しています.氏は最近紺ベースに赤の個体も手に入れたそうですが(笑).
状態がすばらしい個体
《L.L.BEAN》のボートアンドトートの宿命ともいえるのが底の角の当て布がパンクしてしまうことになります.
購入時は穴があいていなかった白×緑のトートですが,愛用し過ぎてついに穴があいてしまいました.
特に車での旅行の時にガバっと荷物を詰め込むのにちょうどいいんですよね,ビーンのトートは.
古着屋で販売されている時から,その宿命故に底の角にすでに穴があいていることも少なくないのですが,こちらはスレはありますが穴はあいていません.
穴のあいていない個体にこだわって探すと,これまたなかなか出会えないんですよね.
持ちて部分もダメージが出やすいのですが,解れはなくコンディションは上々です.
タグはギザギザの2色タグです.
現行では味わえない色のフェード感はたまりません.
ざらつきがあるようなムラのあるフェードは古いビーンのトートにしか出せない雰囲気です.
サイズは大きく,古着屋で爆買いしても対応可能な大きさです(笑).
変わり種の《L.L.BEAN》のトート
デラックストートに引き続き,もう一つ紹介します.
一目ぼれのデザイン
松ぼっくり柄のトートです.
松ぼっくりを鞄にプリントしてしまうあたりのセンスの良さに脱帽です.
「なぜ松ぼっくりをチョイス??」って思わず思っちゃいます.
持ち手はレザーハンドルで良いアクセント.
持ち手がレザー,縦長シルエットってだけで大人カジュアルな雰囲気が出るかと.
ボートアンドトートではないのでタグに《BOAT AND TOTE》の記載はありません.
これも1980年代頃でしょうか.
もともとは薪用の鞄?
この鞄はもともとは薪を運ぶ(ログキャリー)用の鞄をトートバッグ仕様に縫い上げた(リメイクした)可能性があります.
下の画像がログキャリーバッグになります.
画像出典:ヤフオク!
サイドが縫い合わされていないので様々な長さの薪を運べるってわけですね.
ただ,レザーハンドルの長さが明らかに異なるのでログキャリー用の布をはじめからトートバッグとして《L.L.BEAN》が製品化したアイテムの可能性もあります.
いずれにしてもセンスあふれる貴重なバッグであることには変わりありません.
おわりに
ヴィンテージの《L.L.BEAN》のバッグを紹介しました.
つい集めたくなる《L.L.BEAN》のバッグは中毒性のある危険なアイテムです.鞄なので実用性もあるし・・・と言い聞かせて(笑).
コメントを残す