2020年の話

時は少し遡って,2020年の暮れに購入した洋服の話になります.

それはアメリカを代表するアウトドアブランドの一つ《L.L.BEAN(ビーン)》のノーカラージャケットになります.

購入のきっかけとなったのは,2019年の冬に購入した《Woolrich(ウールリッチ)》のノーカラージャケットです.

このノーカラージャケットが重ね着をするにはちょうど良いアイテムでかなり重宝していたんです.

そんな折,《エルエルビーン》の系統が同じジャケットを見つけ,購入に至った次第であります.

 

貴重な筆記体タグ

当ブログお約束のタグチェックから.

1960~70年代頃にみられる「筆記体タグ」になります.見ての通り,ブランドネームのアルファベットが筆記体で記されています.このタグを古着屋で見るだけでもちょっとうれしくなってしまいます.

 

ハンティング系なのに状態良好!

アウトドアブランドのものって過酷な状況を生き抜いてきたであろうアイテムが少なくなく,ダメージや汚れがあることもしばしば.そんな中,今回のアイテムは目立ちにくい汚れはあるものの目立った汚れはなく,ダメージもほとんどないものでした.

 

では全体像から見ていきたいと思います.

ボディはキャメルカラーで袖が赤と黒のチェック柄となっています.

後ろはバックストラップといったディテールはなく,極シンプルなつくりです.

ウールリッチのノーカラージャケットはバックストラップ(しかも針刺しタイプ)が付くため,このジャケットの上からを上着を羽織ると気を遣うのですが,こちらはそういったディテールがないため,扱いやすいのも魅力の一つです.

さらにウールリッチのノーカラージャケットよりも薄手なのでより使い勝手は良いかも?

 

ボタンはすべてスナップ式で,4つのポケットが配置されています.古着に限ったことではないのですが,スナップボタンって注意して扱わないとブチっと生地を破いてしまう恐れがあります(生地が劣化しているバブアーなんかは特に注意っすね).なのでものすごく慎重に扱っています.

 

一見,ベストに見えるこちらのノーカラージャケットは赤黒のチェックの生地で袖が付けられています.

チェック生地の接写画像と袖ボタンの画像になります.袖のチェックはプリントではなく赤い糸と黒い糸で構成されていることがわかります.

ボタンは樹脂製ですかね.

 

ハンティング系の人気は低い?

王道中の王道のヴィンテージアイテムではないので,この辺りのアイテムの動きは遅い印象があります.しかも,Gジャンなんかと比べたらはるかにプライスも抑え目です.それでいてこのジャケットはカーディガン感覚では羽織ることのできるデザインなのでかなり重宝します.

最近リニューアルオープンした新潟の名店のオンラインショップでも販売していると思うので興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか.

 

おわりに

筆記体タグのエルエルビーンのノーカラージャケットを紹介しました.この手のジャケットはカーディガン感覚でサラッと羽織ることができるのでおススメです.