アルヴァ・アアルト(1898-1976)

フィンランド出身の近代建築の巨匠とされている方です.世界的な名建築を作り上げる一方で,家具のデザインも行っていました.なかでもフィンランドのシラカバ(バーチ材)を曲げることにこだわっていたとのこと.家具の代表作は今回紹介する【スツール60(STOOL 60)】です.

 

アアルトの名作《スツール60》

木でできた3本の脚に座面をのせただけのシンプルな形をした【スツール60】.何ら変哲のないスツールですが,なにがすごいかっていうと,脚となる無垢材にスリットを入れ,スリットにベニヤを挟み,曲げやすくするとともに強度が増す【L-レッグ】と呼ばれる規格を作ったというところです.

べニアを挟み,曲げられていることがよくわかります.

 

名作とされるだけあって,ヴィンテージのスツール60は今も高値で取引されています.

そんなアアルトの名作・スツール60を購入しました.目的は嫁氏がダイニングの椅子として用いるためです.

何かと立ち上がる機会が多い食事中,ダイニングチェアーのひじ掛けが立ったり座ったりを繰り返す際に邪魔になり煩わしかったらしく,ひじ掛けがない椅子を欲しがっていました.

そこで行き着いたのが究極にシンプルなこの【スツール60】でした.

 

注文から待つこと数週間.先日ようやく届きました.

このような箱に入って届きます.

箱の中には↑のような作り方の説明書とパーツが梱包されており,それに従って作ります.プラスドライバーがあれば作れるので簡単ですが,ネジを回す際に結構力がいりました.

 

完成した様子がこちら.

3本の脚に丸い座面があるだけのシンプルな一脚.

座面は赤をチョイスしました.使い込んでいくうちに塗装が剥がれてくると雰囲気が増していきそうです.

 

子供たちが大きくなって食事中に席を立つ機会が減れば,このスツールを観葉植物をのせる台にするなど他の用途で使おうと考えています.

ダイニングチェアーとして作られているわけではないので,座り心地は良いとはいえませんが,嫁氏は満足しています.

スタッキングできる便利な【スツール60】を複数脚集めて,スタッキングした状態で部屋に飾ってもインテリアとして映えそうです.

 

おわりに

アルヴァ・アアルトによってデザインされたスツール60はシンプルなデザインですが,べニアを挟みバーチ材を曲げやすくし,かつ強度をもたせるという,技術が集約されたインテリアとしても使えるスツールなので,一脚あると便利かもしれません.少なくとも我が家では重宝されています.

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