Fire King(ファイヤーキング)とは?

アメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラスブランドのことです.

その誕生はふるく,1941年にまでさかのぼり,現在に至ります.

ただ,ファイヤーキングの代名詞といえるミルクガラスの生産は1986年に終了となっております.

現在日本製で復活しているらしいのですが,当時のものとは異なるので別物として扱っています.

 

なので,もちろん僕が買うとしたら1986年以前のモノ.

 

また,様々な企業のロゴが入ったモデルや,

ミッキーをはじめとするアメリカを代表するキャラクターが入ったモデルもあり,

その種類はかなり豊富でコレクターが多いのも事実.

そしてモノによってはかなり高額で取引されています.

 

ただ,ミルクガラスの生産が終わり35年ほど経過しますが,

生産数が多いモデルは手の届く価格帯で手に入りますし,

コンディションの良いモノもまだ多く現存しています.

 

そんなファイヤーキングのミルクガラス製マグカップを追加で購入したので

ひとつ目に購入したものとあわせて紹介したいと思います.

 

1950sのシェービングマグ

ファイヤーキングのマグカップで有名なものといえば

Dハンドルマグと呼ばれるものになるかと思います.

ただ僕が選んだのはシェービングマグとよばれるもの.

 

ぱっと見,違いはありませんが,

使用しているガラスの量が多く,

底がフラットなのがシェービングマグの特徴で,

若干レア度があがります.

 

一つ目に購入したのがシェービングマグだったので,

統一性を持たせたく,二つ目もシェービングマグにしました.

ジェダイ(奥)がひとつめに購入したもので,アイボリー(手前)が今回購入したもの.

 

シェービングマグはこの2つのカラーでのみ展開されていたみたいです.

 

ご覧の通り,底はフラットです.フラットボトムマグとも呼ばれるらしいです.

 

底の刻印からある程度年代が推定できるみたいで,

今回購入したものは1950年代のものになります.

 

底の刻印がうまく撮影できなかったので写真は割愛しますが

【OVEN】【Fire-King】【WARE】と記載されています.

これだけで1950年代とわかるそうです.おもしろいですね~.

ジェダイの方も同様の刻印なので同じく1950年代のものになるかと思います.

 

製造時にできたムラやヘアラインなどはありますが,コンディションは上々!

もちろん内側もきれいです.

ミルクガラスの艶がたまりません.

 

至福のコーヒーブレイク・ティータイム

たかがマグカップ,されどマグカップ.

カップをかえるだけで,コーヒーブレイクの時間が優雅になる気がします.

ちょこっと気を遣うけど・・・

 

気になるお値段は?!

ジェダイの方が8000円くらいだったかな?

結構前に購入したのであいまいです.

アイボリーの方が5500円くらいです.

 

この辺りは絶対数が多いので,めちゃくちゃ高いわけではありません.

なのでファイヤーキング初心者の僕にとっては手が伸びやすいです.

 

ちなみにこの前紹介したミッキーのものは1980年代のもので5000円くらいです.

 

おわりに

いつものコーヒーブレイクやティータイムをちょこっと優雅な気分にさせてくれるファイヤーキングのマグカップを購入しました.

ファイヤーキングは奥が深く,マグカップだけでなく食器も数多くあるので,入り込むと危険な世界ですが,機会をみては追加していきたいと思います.