Himel Bros.に関する過去の記事

日本ではまだ稀少なレザージャケット 前編

日本ではまだ稀少なレザージャケット 後編

 

2018AWから本格デビュー

去年の春に届いた【Himel Bros】のコサックジャケット.

この秋冬から本格デビューです.

 

Himel Bros.はカナダのメーカーなのですが,このコサックジャケットは日本の新喜皮革ホースハイドを使用しています.

ヴィンテージの革ジャンに精通したHimel氏を納得させる日本の新喜皮革はさすがだと思います.

ホースハイドの特徴は柔軟性に優れていますが,牛革よりもきめが粗く,強度が低いなどと書かれていたりしますが僕自身今のところそうは思いません.

ただ,牛革のレザージャケットを新品から着こんだことがないので単純には比較できませんのでご承知おきください.

このホースハイドのジャケットはなかなか手強いです.

新品より馴染んだレザーの方が断然カッコいい!

今までシープレザーのジャケットを着ていた影響か,まず柔軟性を感じることはありません.

着用した時,ジップを上げると胴回りは鎧を纏っているかの如く,動きにくいです.

腰を曲げたりしてもレザーが硬く,胴回りに皺がはいりません.

また,まだ体に馴染んでいないせいか,背中のフィット感が気になります.

サイズの合っていないスーツを着ている人みたいに肩をすくめるような姿勢をとると襟から肩にかけて全体的にレザーが浮き上がります.分かりにくい表現ですみません.

おそらくこれは革が馴染むことで解消されると思います.

馴染んでいないレザージャケットってなんとなく着るのが恥ずかしいので,早くなじんで欲しいのですが,今のところまだ先は長そうです.

腕は可動域が大きいので少しずつ皺が入り,新品にありがちなかっこ悪いレザージャケットからは少しずつ脱却しつつあります.

馴染んでからがカッコいいので,街に繰り出すときに着用するのはもう少し先にしようかと思っています.今は専ら人にあまり会わないときにだけ着ています.

はじめてのホースハイドのジャケットですが,着こみ甲斐がありそうですし,これからのエイジングが滅茶苦茶楽しみな一着になること間違いなし!です.

また,ホースレザーのきめの粗さに関してはまったく気になりません.むしろきめ細かいと感じるほどです.

そして強度に関してはまだ分かりかねますが,そんなに弱いということはなさそうというのが今の印象です.

大切なことはオフシーズンに入るときのお手入れだと思っているので,シーズン終わりにはしっかりと栄養クリームを補おうと思います.

まとめ

Himel Bros.のホースハイドコサックジャケットは着こみ甲斐がある一着.

数シーズン先が楽しみな一着です.

Himel Bros.かなりおすすめです.