前回の続きです.
前回までのあらすじ
レザージャケットが欲しくなり,
いろいろ検討した結果,
カナダ発のブランド「HIMEL BROS. LEATHER」に決めました.
ただ日本での取り扱いが限られているため,
Himelにメールで連絡を送り,個人輸入することとなりました.
僕が選んだモデルは,
「The Heron A-1」
1930年代のコサックジャケットがデザインのベースとなっています.
フロントがジッパータイプのものと,ボタンタイプのものがあります.
当初は後者にしようかなと思っていたのですが,
チンストラップの部分にボタンタイプだとライニングが見えてしまうので,
それが気になり,ジッパータイプのものにしました.
オーダーの流れ
自分の身体を採寸し(正確には採寸してもらって),
サイズを伝えるとともに,
ディテールを決定していきます.
レザーの種類,レザーの色,ライニング,糸の色を決めます.
レザーの種類は,もちろんホースハイド.
色はダークブラウン.
ライニングは大きく分けてコットンのウールに大別され,
僕はコットンを選びました.
糸はレザーの色にあわせて色が近いものを選びました.
オーダーしたのが昨年末で届いたのが今年の春でした.
段ボールに無造作に入れられ届きました.
全体像
極シンプルなデザインです.
レザーアイテムって無骨なイメージがありますが,
襟やポケットの形がその雰囲気を和らげてくれています.
ジッパー
ジッパーはフックレス.ヴィンテージ好きの心をくすぐります.
1930年代製フックレスのジッパーのリプロダクト品を使用しています.
鳩目.このディテールもヴィンテージ好きならうれしいですね.
フロントポケット.
まだ,ボタンホールが広がっていないので外しにくいです.
袖口.
この袖のデザインもカッコいいです.
ホースレザーの雰囲気がたまりません.
オイルを多量に含んでいるせいか,
オイルの匂いがあります.
革は日本のものを使用している!
実はこのホースレザーは日本の「新喜皮革」のものです.
なんでも,最高のレザージャケットを作るためにHimelが行き着いたのが
新喜皮革のホースレザーだったそうです.
ホースレザーの逆輸入ですね.
ちなみに新喜皮革はコードバンも有名です.
このレザージャケットを受け取ったのが今年の春だったので,
まだ数えるほどした着用しておりませんが,
かなり気に入っています.
不安だったサイズは全く問題ありませんでした.
まだ体に馴染んでいないので,
これから着込むことでさらに雰囲気が増していくことでしょう.
まとめ
Himel Brosのレザージャケットはとにかくこだわりが満載.
ヴィンテージ好きでも納得のつくりです.
お値段は正直高いですが,10年20年着ることを考慮すればアリではないでしょうか.
まだまだ日本では数が少ないですが,Himel Brosおすすめです.
今回注文したモデル以外にも,様々なモデルがあります.
また,バッグやブーツも作成しているみたいなので
興味がある方は一度公式HPを見てみてください!
0 Comments
2 Pingbacks