前編はこちらからどうぞ.
後編ではディテールをみていきます
<縫製>
ダブルステッチです.
<ボタン>
樹脂?プラスチック?貝ボタンだと高級感がでて良かったんだけどなぁ.
<襟>
台襟付きです.60年代頃のものなので当然チンストラップはなし.
台襟があるかないかって割と大きな違いだと思います.台襟があるだけで襟が立体的にみえますから.
<袖>
剣ボロの長さは短めで,ボタンはありません.
裏側から袖口をみるとこんな感じ.
<ポケット>
両胸にフラップ付きのポケットがつきます.
閂止めにはなっていません.簡素なつくりの印象をうけます.
古着あるあるでポケットから何かしらモノが見つかることがあります.
今回は紙切れが入っていました.
「No.7の検査官によって検品されました.不良品の場合はこの紙と一緒に返品してください」とあります.
「No.7」が意味するところはよくわかりませんが,今でも服に検品者の印が押されていることがありますよね.そんな感じとして捉えています.
みんな大好きマチ
マチがある方が人気だけど残念ながらマチなしです.豆知識として,マチは年代には特に影響を与えないとのことなので年代判別の指標としては使えません.
ざっとディテールはこんな感じになります.
古着を購入したら・・・
まず洗濯です.洗濯の過程も生地にしようと思ったのですが,予想以上に汚れが出て,大変お見苦しい画像となってしまうのでここでは割愛します.
ただ,生地を傷めないようにするために,つけ置き洗い後に,やさしく手でもみ洗い,そしてすすぎからの脱水1分です.洗剤は何でもいいと思いますけど,今回はデニムと同じナノコロイドをなんとなくチョイスしました.
サイズ感と着こなし
ワークシャツって大き目なサイズが多く,なかなかジャストサイズって見つかりにくい印象があります.今回も実寸サイズを大切にして選びました.
着丈が80cmくらいあるので,いい歳した大人が外に出して着るとちょっとだらしないかと.
若い子ならうまく重ね着して出して着ても様になると思うんですけどねぇ.
なので当然,タックインして着用します.
すみません,胸ポケットのボタンをしめ忘れました(汗)
合わせたパンツはオアスロウの定番スリムベイカーパンツになります.
やや肩が張っている印象がありますが,ほぼ狙い通りのサイズ感でかなり満足しています.袖丈もばっちりです!
今回はファティーグパンツに合わせてみましたが,デニムパンツやホワイト系のパンツとも相性が良さそうです.ただ,ワークシャツなので,「ワークマン」にならないようにだけ気を付けてコーディネートを組んでいこうと思います.
今の季節では無理ですけど,秋になったらレザージャケットに合わせます!
予想以上にブラックシャンブレーシャツは使えそうです!
おわりに
ヴィンテージのブラックシャンブレーシャツを前編・後編にわたって紹介しました.
ヴィンテージのブラックシャンブレーシャツ,かなり使えそうです!ワードローブの即戦力になること間違いなしです!
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