巻き縫いがダブルステッチか
飛ぶ鳥を落とす勢いのアメリカ軍のジャングルファティーグジャケット.
薄手なので寒い時期はヘビーアウターのインナーとして,少し肌寒いなと感じるような時期はアウターとして使え,その汎用性の広さから人気なのも頷けます.
先日,masagonia氏の記事で,3rdパターンのジャングルファティーグジャケット(エポーレットなし,ノンリップ生地)の袖付けには2種類あることを知りました.
そこで僕が所有する3rdパターンのジャングルファティーグジャケットがどうなっているかをみてみました.
巻き縫いになっていました.
一方で,マサゴニア氏の方はというと,
masagonia.comより画像引用
ダブルステッチ仕様となっています.
氏のブログにも書いてあるようにダブルステッチの方が古い年代のものになるらしいです.もちろん,3rdの一世代前の2ndタイプのものもダブルステッチ仕様です.
ご覧のようにダブルステッチの方が洗うたびにアタリがついて雰囲気が増してきます.今まで,そんなところまで見てこなかったので,また一つ勉強になりました.
ちなみに僕のファティーグジャケットは67年官給品となります.
ファティーグジャケットのサイズ選び
ファティーグジャケットにはXS,S・・・という一般的なサイズのほかに,丈の長さによってSHORT,REGULAR,LONGに分けられます.
重要なのは丈のサイズが着丈だけを意味するのではなく,おそらく袖丈の長さも意味していると思います.なぜならSHORTとREGULARでは袖丈の長さが異なるからです.
SHORTの絶対数が一番少なく,着丈が短い方が使いやすいからか最も人気が高いみたいですが,袖丈が短くなる可能性があります.洋服選びにおいて袖丈のサイズ感は重要だと思うので(←この辺りがいわゆるクラシコを通ってきたオジサンがうるさいポイント),単に着丈が短い方が好みだからという理由でSHORTを選ばない方が良いかもしれません.
以前,SHORT丈のファティーグジャケットを所有していましたが,結局袖丈が気に入らなくて手放しましたし.
ただ,この前古着屋巡りをした際に同じSMALLサイズで,4thのREGULARと3rdのLONGの着丈を比較したのですが,ほぼ同じ着丈の長さ(ポケットの高さも同じ)だったので表記サイズは参考程度にとどめ,実寸サイズを大切にすることが失敗をなくすうえで重要となるでしょう.
まとめ
同じ3rdというくくりのファティーグジャケットでも微妙な違いがあるので,古着屋をみてまわるさいにそこまでチェックするとよりおもしろくなりそうです.
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