もともとはワンウォッシュ?
あくまでも僕の予想なのですが,まだ糊が残っているんじゃないかってくらいのワンウォッシュ状態で購入した503XXB.
詳細を記した過去の記事は下記リンクよりどうぞ.
申し分ないくらいの状態ですが,70年以上前のジーンズであることには変わりありません.しかも埃っぽい・・・.
というわけで,これから穿くには衛生上好ましくないと判断し,選択しました!!
洗剤はビヨンデックス
今回洗濯に用いた洗剤はデニム専用洗剤BEYONDEXX(ビヨンデックス)になります.
洗濯方法は?
まずジーンズを裏返します.裏返す理由は,以前たたみ皺が残っているジーンズを表向きのまま洗濯したら,たたみ皺にそって色が落ちてしまったからです.
ちなみに裏返しただけで土埃?的なものが舞い上がりました・・・.
そして桶に水をはり,ビヨンデックスを5プッシュ!良く撹拌した後ジーンズを投入しました.
貴重なヴィンテージデニムですが知ったこっちゃありません!容赦なく革パッチも含めて「たらい」にぶっこみます!
30分漬け込みます.
お見苦しい画像申し訳ございません.
ご覧の通りデニム生地自体の青色は落ちることなく,汚れと残存していた糊?だけが落ちました.
この後,2回ほど水ですすいで,すすいだ水が汚れなくなったら裏側のまま天日干しして乾かします.
生地をなるべく傷ませたくないので,あえて脱水は行わず,必ず一日で乾く天気の良い日を洗濯の日として選びました.
乾いた後の様子がこちら.
はじめの全体像の写真と比較して,薄汚れがとれたせいか青みが強くなったような気がします.
レザーパッチのケアも忘れずに!
乾燥が大敵のレザーパッチはデリケートクリームでケアします.
使用したのはいつも皮革製品のケアに使っているコロニルのもの.
少量を指に取り,レザーパッチに塗り込みました.
今回の洗濯ではレザーパッチは特に劣化することはありませんでした.
洗濯後のサイズ変化は?
多少縮むかなぁと思ったのですが,サイズ変化は全くなし!ということでやはりワンウォッシュ程度の極上品という読みは当たっていたみたいです!
レングスが短くなるといいなぁと思っていたんですけどね.
ちなみにこの503XXBは縮んでもウエストの実寸が29インチくらいなので穿くことができる方は結構いるんじゃないかって思っています.
501XXじゃないだけで相場よりかなり安く買えたので,あらためて良い買い物をしたと思っています.
正直これよりウエストの小さい501XXの片面はあると思います.
おわりに
1940年代片面の503XXBをビヨンデックスを用いて洗濯しました.デニムの色落ちをさせることなく,洗濯自体は成功に終わったと思います.ただ,若干古着特有のにおいが残存してしまったので,次回洗濯する際は柔軟剤で香りづけをしたいと思います.