久しぶりのハンティングジャケット購入
僕が愛用しているハンティングジャケットは
1950年代頃のウールリッチのものになります.
このウールリッチのハンティングジャケットはスラックスに合わせて,
キレイ目に着るのがお気に入りのスタイルです.
今回,このウールリッチのハンティングジャケットに加えて,
新たなハンティングジャケットを購入したので紹介したいと思います.
《RED HEAD(レッドヘッド)》の一着
今回購入したジャケットは《RED HEAD》のものになります.
《RED HEAD》は1920年代頃にアメリカ・ミズーリ州で創業したメーカーとされています.
タグ
《RED HEAD》といえばこの鳥のロゴですね.
レジスターマーク(®)が入らないので,そこそこ古いものかと.
良い刺繍のタグです.
こんな感じに内側のゲームポケットに縫い付けられていました.
生地はコットンのキャンバス生地になります.
全体像
チンスト,多数のポケット,肩の当て布,襟はコーデュロイ・・・・
贅沢なつくりです.
フロントはボタン仕様で,
シルエットはAラインとなります.
背面には捕まえた獲物を入れるためのゲームポケット.
では一つずつディテールをみていきましょう.
襟周り
襟がコーデュロイっていうのはハンティングジャケットにはよくみられるかと.
襟を立てると,襟の下にはジッパーが!!
《ベル型TALON》です.
このジッパーからおわかりのように,
このハンティングジャケットはフード付きなんです.
残念ながらフード内の当て布に破れはみられますが,
それよりも,フード付きはなかなか見かけることのないディテールらしいし,
フードは格納したうえで着用するのでダメージは気になりません.
フードがあることで襟周りにボリュームができ,
襟を立てて着用することができます.
こんな感じで襟が立ちます.
ちなみにフードのジッパーは先程のジッパーと少し形状の異なるTALON.
コの字エンド.
古いディテールです.
1940年~50年代初期頃のものかな.
ポケット
胸ポケットはフラップ付き二重です.
この画像だとAラインシルエットであることがわかりやすいですね.
弾薬収納の下には大き目のフラップ付きポケット.
財布,スマホetcの収容には十分な大きさ.
背面のゲームポケット.
ゲームポケット内のコーティングは少しづつ剥がれてきていますが,
ゲームポケットの中は綺麗でした(←結構,重要なポイント!).
内側にも巨大な収納が左右に.
鞄要らずのものすごい収納力!
こちらもコーティングが多少剥がれていますが,
問題ない程度でした.
サイズ感とコンディションなど
ハンティングジャケットって,
大きいサイズが多く,
どちらかというと僕には縁が少ないアイテムの一つです.
しかしこちらは表記サイズはないものの,
試着してみるとUSサイズ38程度と大きくないサイズ感でした.
コンディションに関してですが,
ハンティングジャケットはアウトドアで使用するのもなので
汚れがあったりダメージがあることが多々あります.
今回購入したこちらはキャンバス地特有のアタリはついていましたが,
大きなダメージや汚れはなく上々のコンディションでした.
厚手のセーターの上から着用するとちょうど良いのでは??と思ったことと,
ちょうどハンティングジャケットが気になっていた僕にとっては
ピッタリのアイテムだったので即決でした.
用途~僕の場合~
鞄なしでお出かけできるこのハンティングジャケット.
もちろん普段使いもする予定ですけど,
主な用途は少し遠出をするときや,
何よりディズニー好きである僕がディズニーリゾートに行くときに
強い味方となることでしょう.
おわりに
真夏に突入するこの時期に季節外れの一着ではありますが,
ヴィンテージのハンティングジャケットを紹介しました.
機能性を追求したヴィンテージのハンティングジャケットは,
現代ファッションにも間違いなく通用する一着です.