戦利品 その②
PILGRIMのシャツに引き続き,今回も僕の戦利品紹介になります.
2品目は1960年代のリーバイス840B XX,コットンツイルジャケットになります.少し前の記事で僕の所有するダブルエックス(XX)を紹介しましたが,最後の方にふれた一文からも分かるように,新たに追加したXXがこちらになります.
パッチの表記はXXですけど,デニムじゃないのでデニムを期待していた方はごめんなさい.
品番840Bとは?
840Bは1960年代初頭頃から生産がはじまったホワイトシリーズのサード(3rd)タイプのジャケットで,生地はコットンツイルになります.参考までですが,生地がコットンピケだと品番が941Bとなります.
パッチ
幸運なことにパッチが割れることなく残存しています.ただ,硬くなってきつつある感じなので,雑に扱うと割れそうです.
840BはXX表記なしのものもありますが,こちらはXXの表記があります.パッチが取れてしまうXXなのか否かが分からなくなってしまいますね.また,ギャラなしなので,これらを総合的に判断すると1962年から1965年頃のものと考えられます.
出会いは突然に
入場制限がかかった入荷日当日,一巡目に入店できなく,紹介されていた目玉商品がどんどんと売れていく中,ふと棚にたたまれて積まれていたホワイト系のコットンジャケットに目をやるとこのジャケットがありました.
そして飛び込んでくるXXの文字.白なので多少のよごれは目に付きますがコンディションはすこぶる良好です.Tシャツの上から試着し,ジャストサイズ!!即決でした.
事前の入荷情報になかったアイテムだったので,掘り出し物を見つけた満足感はひとしおです.
全体像
シルエットは557XX(サード)と同じで,着丈は画像からもわかるように短めです.
840Bは左胸のポケットにリーバイスの刺繍が入ったトレードマークともいえるタブはもともと付属しないみたいです.
使用感の少ないコットンツイル生地の劣化はほとんどなく,これからも長く着用できそうです.
裾のボタンも欠損することなくちゃんと残っています.
ボタンの接写になります.
ボタン裏の刻印は「O」でこの年代によくみられるものになります.
購入後,早速洗濯!
購入してすぐに洗いました.もちろんパッチを損傷しないように慎重に手洗いです.襟周りや袖の黄ばみはきれいさっぱりになりました.何かが飛んだような茶色っぽい汚れは残念ながらとれませんでしがが,普通に着ている分には目立たないので良しとします!
また,水が通っていないんじゃないかってくらいの状態だったので,生地の縮みが若干懸念事項ではありましたが,縮むことはなく一安心です.
着用画像になります
先日紹介したPILGRIMのループカラーシャツの上から着用しました.パンツは519のブラックです.
ホワイトカラーがクリーンな印象を与えてくれます.
この画像から840Bの着丈の短さがわかるかと思います.シャツを着用するならタックインした方がおっさんの場合は無難でしょう.
PILGRIMのシャツが着たくてコーディネートをしましたが,ブラックシャンブレーシャツをあわせた方が色合い的にみるとまとまったかも.
デニムシャツ+グレーのスラックスの上から着てもいいかも!もちろんデニムパンツにも相性は良いでしょう.
いずれにしても羽織るだけでさまになるおすすめジャケットであることは間違いありません.
おわりに
リーバイスのコットンツイルホワイトジャケットを購入しました.状態も良く,これからも長く着ることができそうな一着です.
宝物探しをするがごとく発掘したこのジャケットは思い入れのあるジャケットになりそうですし,なによりコーディネートするのがとても楽なのにお洒落に見える優秀なジャケットであるといえます.