夏に欲しくなるヴィンテージの柄シャツ
前回の《McGregor》のシャツに引き続き
今期購入したヴィンテージの柄シャツ,
《Jantzen(ジャンセン)》のシャツを紹介します.
《Jantzen(ジャンセン)》のレジャーシャツ
ヴィンテージのシャツやセーターでよく見かけるブランド《Jantzen》.
そのブランドの歴史は古く,1910年創業らしいです.
タグから年代を判別する方法などがこちらのサイトでまとまっていますので
興味がある方は是非ご一読ください.
今回紹介するのはいわゆるレジャーシャツ.
当時のアメリカ富裕層の人たち向けに作られたと思われるシャツです.
珍しいイングランド製
タグ
飛び込みをする水着姿の女性が
同ブランドのトレードマークといっても過言ではありません.
そしてこのシャツの珍しい点がイングランド製であるということ.
当時の《Jantzen》の商品はアメリカ製が多い中,
わざわざイングランドで製造するという
他のアイテムとは差別化が図られているシャツです.
詳細はわかりませんが,いわゆるブランドの高級ラインなのでしょうか.
これまでもアメリカ向けに作られたと思われる
ヨーロッパ製のヴィンテージシャツを数着購入してきておりますが,
どれも生地・作りともにしっかりとしており
僕の中での夏のお気に入りかつ定番アイテムとなっています.
全体像
リゾート地を彷彿とさせるレジャー感あふれる柄のプリントシャツです.
色味こそはブラウン/イエロー系が強いですが
いかにもビーチでバカンスを楽しむといった陽気な派手シャツです.
シルエットはボックスシルエットになります.
タックアウトを前提としたシャツ
このシャツの特徴はオープンカラーであることと
胸ポケットが左胸につくこと,
そして,画像からはわかりにくいですが,
フロント面の両側裾部分にポケットが縫い付けられています.
いわゆる3つポケ仕様です.
この裾部分にポケットが縫い付けられていることから
タックアウトして着ることが前提であることがわかります.
どことなくシャープな印象を受けるヨーロッパのシャツ
アメリカ製のシャツと比較してどことなくシャープな印象を受けます.
この印象の違いはアメリカとヨーロッパの感性違いなんでしょうね.
襟のカッティングが特徴的だからだと思うのですが,
明らかにアメリカ製のそれとは雰囲気が異なっています.
どれもアメリカ買い付けのショップで購入しているので
アメリカ向けに製造・輸出されていたものと思われますが,
変化球の効いたヴィンテージシャツとして個人的にはかなり好みです.
昨年買い逃した《Jantzen》のシャツ
実は昨年,ヴィンテージショップで
今回と同じような《Jantzen》の3つポケのレジャーシャツを見つけました.
しかし,そのときはスルーしてしまい買い逃してしまった経緯があります.
それがイングランド製であったかどうかは覚えていませんが,
昨年買い逃した《Jantzen》のレジャーシャツを
柄は違えど今年はお迎えすることができました!
コーディネート
暑いですし,レジャーシャツということもあって
パンツは短パン一択です.
短パンはアメリカ軍のチノショーツです.
足元は僕の夏の定番《パラブーツ》のバース.
短パンスタイルを解禁したら
真夏はもう短パンしか穿けなくなりました.
そんな時に襟のついたシャツを着用することで
真夏でも「少しおしゃれに気を遣っています」的な雰囲気が出ます.
セレクトショップで取り扱うブランド物の柄シャツと遜色のない価格帯,
もしくはそれよりも安い価格で購入できるヴィンテージの柄シャツは
本当におすすめです.
おわりに
《Jantzen(ジャンセン)》のレジャーシャツを紹介しました.
アメリカのブランドでありながら
イングランド製という変わり種のシャツで
むちゃくちゃ気に入っています!
是非お気に入りのヴィンテージ柄シャツを探してみてください!