まだ紹介していなかったシャツ
購入したもののまだ紹介していなかったデニムシャツを記事にしたいと思います.
今回紹介するのはアメリカのストアブランドで有名な「Sears(シアーズ)」のプライベートブランド,「ROEBUCKS(ローバックス)」のデニム素材ウェスタンシャツになります.ちなみに購入したのはコロナが流行る前です.
状態はNOS(デッドストック)です.
マサゴニア氏に『中日本のNOS王』の称号を与えられているので,状態にはとことんこだわります.
水も通っていないので,紙タグはしっかりと残っています.
最高の状態だと思うでしょう??でも,保管時の臭いがかなりきつい・・・.なので糊落としと臭い落としを兼ねて水を通しました!!
今回は洗濯画像はないのですが,水通しをした際に,ものすごく色が出ました.何回すすいでも水は真っ青.今も単独での洗濯が必要な状態です.
ちなみに水通しの際に紙タグはあっけなくちぎれました.
では,順にみていきましょう.
タグ
「乗馬したおっさん」の刺繍が施されたタグになります.年代的には1970年代頃でしょうか.1960年代頃だとタグは黒色だと思います.一応,調べてみたのですがタグによる正確な年代判別は無理でした.
1970年代以降のストアブランド物のデニム生地は綿ポリのことが多いのですが,これはうれしいコットン100%.ポリエステルが入っていたら購入しなかったでしょう.
もちろん製造国はアメリカ.
全体像
着丈の長いシャツになります.なのでタックインすることが基本となります.デザイン的にはよくある普通のウェスタンシャツです.
背中の生地の切り替えもよくあるパターンですね.
ディテール
左の胸ポケットには「ROEBUCKS」のネームが入ります.
ボタンはトップボタンを除いてすべてスナップ式です.
袖にはなんと4つもボタンが!なんとも贅沢なボタン使いです.
スナップボタンは「GRIPPER」のものを使用しています.
襟
台襟付きになります.
台襟付きなので襟は立体的で襟を立てて着ても様になりそうです.
サイズ感
水を通していない状態では,僕(172㎝,57kg)には少しゆとりがありました.なので水通しで縮むことを期待しました.肩と身幅がそれぞれ1cmずつ縮みました.まだ若干のゆとりはありますがいい感じのサイズ感になりました.生地がゴワゴワしていますが着込んでいくうちに馴染んでくるでしょう.
おわりに
シアーズ・ローバックスのデニムウェスタンシャツを紹介しました.年代的には古くもないですし,プライスも控えめなので気兼ねなく着用できるのもうれしいところですが,昨今この手のアイテムも見かけなくなってきていますので気になる方は古着屋をチェックしてみてはいかがでしょうか.