ずっと実家にあったキリムラグ
僕が大学生の時に,トルコへ旅行に行った際に購入したものの一つに草木染めの【キリムラグ】があります.
トルコといえば絨毯が有名ですけど,如何せん高価なものになるので,お金がない大学生には手が出ませんでした.
そこで絨毯の代わりといってはなんですけど,購入したのが今回紹介するキリムラグになります.
実はこのラグ,買ってからずっと実家のピクチャーレールにつるされていました.しかしこの度,このラグの使い道を今更ながら思いついたので,我が家に迎え入れることにしました.これもすべてコロナウイルスのせいでインテリア熱が高まった影響です.それに「結婚したら新居に持っていけ」と両親に言われ続けていたものでしたし(笑)
購入時のエピソードをもう少し
ラグの紹介の前に購入時の話をもう少し書かせてください.
僕はトルコへはツアーコンダクター付きのツアーで行きました.トルコの観光地をバスで回るのですが,その際に立ち寄ったのがトルコ絨毯を織る工房でした.
まぁ,日本人観光客相手に特産品を売るために休憩を兼ねてお土産屋さんへ連行する海外旅行ではよくあるやつです.
片言の日本語で「ま・ほ・うのじゅうたーん」とか言いながらお高い絨毯を見せてもらってから,続いて実際に絨毯を織っている様子を見学します.絨毯を織っている人の中には子供もいました.
ちなみに絨毯を織っている様子を写真に収めようとするとチップを要求されます.
最後はお決まりの商談タイムです.冒頭にも書きましたが絨毯はウン万,ウン十万もするので容易に手が出せるようなものではありません.でも,何かしら旅行の記念にと思い,ラグを購入したと記憶しています.
「トルコがEUに加盟したら,通貨の単位がトルコリラがユーロにかわると今のような値段では買えなくなるよ~」と今度は流暢な日本語で説明されたのが決め手になったかも(笑)?
長くなりましたが,思い出話はこれくらいにします.
全体像
どことなくネイティブアメリカンをも彷彿させるパターンかも.
「王」の文字に見えるパターンが気に入って購入した記憶があります.そして今やブログ仲間のマサゴニア氏から「NOS王」の称号を与えられました.
草木染め特有の何とも言えない落ち着いた色調です.草木染めでこのように様々な色で染めることができることを当時初めて知りました.
非常に綺麗に染まっています.
素材はウールなのでちょっとチクチクした肌触りです.
裏には製造元などが記されたシールが残っていました.ずーっと洗っていなかったので,3連休中に洗ったんですけど,その時に無理に剥がしたら糊が残ってしまいました(泣).
このラグの使い道は?
このラグを実家から持ち出した理由は,ずばり観葉植物の鉢を置く際に敷くためのラグとして使うためです.
インテリア欲が高まった結果,観葉植物をいくつか購入してしまったので,それらを飾るにあたり,このラグが丁度良い!と思ったわけです.
もうすでに飾っていますが,どんな様子かは購入した観葉植物とともに紹介したいと思います.
おわりに
10年以上の時を超えて,トルコ旅行の際に購入したラグが日の目を浴びる日が来ました!個人的にはかなり良い感じに部屋に馴染んでくれたので満足しています!