友人の結婚式に行った帰りに古着屋行ったが最後,出会ってしまいました.
では,詳細を見ていきたいと思います.
タグで年代を判断する
今回のタグはこちら.
黒タグで羊が描かれています.
羊が描かれたこの黒タグは,年代によって角があったりとか,
羊の表情が違ったりとか,羊が太っていたりとか,
そのバリエーションは豊富です.
もう少し古いモノ(1950年代以前)になると®がREGと記載されています.
ちなみに僕が所有するウールリッチのマッキノー(マッキーノ)ジャケットのタグの写真も貼っておきます.
今回購入したものとは全然表情が違いますね.芝生生えているし.
タグをみるているだけで興奮してしまう変態です.
以前も記載しましたが,これよりももう少し年代が新しくなると,
「Woolrich」の「h」からのびる線が「WOOLRICH WOOLEN MILLS」と書かれている部分をまたがなくなるのではないかと個人的には推測しています.
なので,このようにまたいでいるものは1950年代といっていいと思います.
そして1960年代半ばくらいから白タグへと変わっていきます.
試着したら驚き!けっこういいじゃん!!
今回購入したモノの全体像です.
コレ,以前雑誌で見かけたことがあって,気になっていたやつなんですよ.
バッファローチェックのボディとシャモア生地の袖となかなか派手!!!
なかなか着こなすのは難しそうな印象を受けます.
が,試着してみると意外や意外,着こなしはそんなに難しくなさそうです.
寧ろ,ベストをレイヤードしている風にみえるので
コーディネートを考える必要性がなく便利なアイテムと思えてきました.
状態もサイズも問題なし!迷うふりをしつつ,内心は即決していました.
表記サイズは40でしたが36か38程度の大きさかと思います.
丈が短めなのでサイズダウンすると見た目がチンチクリンになるかも?!
カラーリングが絶妙ですね.
パイピング部分はスレによるダメージがでやすいですが,一切なし!
ボディにダメージっぽい箇所がありましたが,よく見ないとわからない程度.
フロントには左右上下にポケットが計4つ.
iphone11(最近買いました)を入れるとこんな感じ.ちょこっとはみ出ます.
フロントとポケットはスナップボタン式で袖は普通のボタン式です.
つづいてバックスタイル.
バックストラップがついています.
針刺しバックルなので少し注意が必要かも.
尾錠の金具に施された彫りもいい感じ!
昔のモノって無駄に手が込んでるものがありますよね.
着用する前にセルフクリーニング
状態は良いですが,古着には変わりないので,着用前に洗います.
今まで紹介した写真はすべて洗濯後に撮影したものになります.
ウール製品なので使用する洗剤はもちろんコレ.
【THE LAUNDRESS】のウール&カシミアシャンプー.
たらいに水を張り,てきとうにこの洗剤をいれて混ぜます.
あとはためらうことなくこのジャケットを投入!!
しばらくつけ置き洗いした後に,軽く押し洗い.
汚れというより染料が出てくる感じ(洗濯後も見た目は変わりません).
あとはすすぎ洗いをして,洗濯機でごく短時間脱水し,干して終わりです.
長文になりましたので,
コーディネートなどはまた機会を設けて紹介していきたいと思います.
「1950’s【ウールリッチ】のヴィンテージマッキノージャケット」の記事もあわせてご一読ください.