アトリエコートとは
釈迦に説法ですが,フレンチヴィンテージの定番ワークコートですね.
画家や学校の先生が好んで着ていたとか・・・
リネン素材やコットン素材など生地だけでもバリエーションがあります.
便利な1着だっておススメされたもので・・・
そんなアトリエコートは今の季節だとTシャツの上から軽く羽織ったり,
もう少し気温が下がってきたらニットの上から軽く羽織ったりと
比較的長い間着用することができるっておススメされました.
また,NOS(デッドストック)で入荷したばかりだったので,
これも何かの縁と思って試着してみたら「いいじゃん!」てな感じ.
即購入となりました.
今回購入したのは1950年代頃のコットン製のシャンブレーコートで
【salt & pepper(ゴマ塩)】ってよばれているやつです.
生地はこんな感じです
インディゴリネンとかブラックリネンのワークコートは
最早,状態が良くなくてもあり得ないくらい価格が高騰しているので手が出せません.
今回購入したものはリネンのワークコートと比べてかなり価格が抑えられています.
価格は22,000円です.
ブランド物のショップコートってよばれているものと同等もしくは抑え目な価格かと.
まぁいずれこの辺りも価格が上がってくるんじゃないかって踏んでいます.
別に価格が上がりそうだから買うっていうわけじゃないんですけどね.
ディテールをみていきたいと思います
全体像
本当によくみるワークコートのデザインで,これといって特徴はありません.
でも,それは逆に普遍的なデザインでもあるともいえますし,
ヴィンテージなのに古臭さは感じられません.
現代のファッションシーンでも難なく取り入れられるかと思います.
だいたい膝丈くらいになります.
身長が高くないので,僕にはこれくらいの丈が丁度いいと思っています.
バックスタイル
背面にはベルトがつきます.
こちらのものはベルトがサイドに縫い付けられているタイプです.
ベルトループがついていて,別にベルトが付属するワークコートもありますが,
NOSなのにベルトが紛失してしまっていることが少なくありません.
ですが,今回のタイプだと今後,紛失する心配もありませんし,
ヴィンテージにも割と完璧を求める僕でも,ベルトがないから購入を見送るってこともありません.
胸ポケット
縦長で底のカッティングはラウンドしています.
四角のポケットにしてしまえば縫うのも楽なのに・・・
と思ってしまいますがこういうディテールをみると嬉しく思ってしまいます.
ポケット
両サイドにつくパッチポケット.
胸ポケット同様,ポケットの底が丸く縫製されています.
ポケットにものや手が入れやすいよう,スラントポケットです.
内ポケット
右の胸には内ポケットがあります.
収納力はそこそこあるワークコートです.
袖口
ごく普通です.これといって特徴はありません.
タグ
サイズ表記は0です.なので一番小さいサイズになりますかね.
ブランド名?のタグもついています.
ざっとディテールはこんな感じですね.
もう少し涼しくなったら着たい一着です.