今年の春に前から欲しかった
ジャングルファティーグジャケットを購入しました.
オリジナルのファティーグジャケットがソースとなって
いろいろなブランドからファティーグジャケットが販売されています.
しかし,やはりオリジナルが欲しくなってしまいます.
ファティーグジャケットも奥が深く,
ミリタリーアイテムにそこまで詳しくない僕が語るには
大変失礼であると思いますが,記事にしたいと思います.
ちなみに今回は,4thモデルのものをNOSで購入しました.
ジャングルファティーグジャケットとは
1960年代から70年代にかけてアメリカ軍に採用されていたトロピカルコートのこと.
ベトナム戦争時に使われていたのは有名な話ですね.
採用はわずか10年ほどの期間にも関わらず,
ディテールによって1st~4thまで大きく4つに分類されます.
ですので,僕が購入したモデルは4thモデルであるため,
ファティーグジャケットの最終モデルです.
1st,2ndモデルといったあたりはヴィンテージミリタリーとして
高額で取引されています.
ミリタリーアイテムに興味はあるのですが,
USEDには抵抗があるので,NOSで探すとなると
なかなか見つからない,もしくは見つかっても価格と折り合いがつかないこともあって,
ファティーグジャケットに関しては
当初から4thモデルに的を絞って探しました.
そして購入したのがこちら
ジャングルファティーグ 4thモデル
購入先:ヤフオク!
購入価格:約10000円
サイズ:XS SHORT
古着屋でファティーグジャケットを多々見かけますがUSEDが大半で,
NOSのものっておそらくヤフオク!が一番在庫が豊富です.
過去に,ヤフオク!で競り負けたことがありますが,
購入時は競合する相手がいなく,落札となりました.
因みに幸運にも競り負けたときの価格よりも安く手に入りました.
4thの特徴
生地にリップストップコットンポプリンを採用しています.
リップストップ地は4thからの採用となります.
襟元のコートハンガー省略(3rdまではあり).
縫製がシングルステッチ(3rdの途中からシングルステッチらしい)
モデルを重ねるごとに簡素化かつ実用的になっているのが
ファティーグジャケットの特徴だと思います.
1stの特徴はエポーレット,ボタンがむき出しのフラップポケット
2ndの特徴はエポーレット,フラップポケットのボタンが隠しボタンになった
3rdの特徴はエポーレットの省略,ウエストについていたボタンが省略になった
といったあたりでしょうか.間違っていたら指摘してください.
バックスタイルも年代によって異なりますが,
長くなってしまいそうなので割愛します.
フラップポケットのアップ
4thのフラップポケットは当然ながら隠しボタンとなっており
表からボタンを確認することはできません.
タグ
サイズはX-SMALL-SHORT
REGULAR丈のものはXSでもよくオークションで見かけますが
SHORT丈のものはあまり見かけません.
僕自身,SHORT丈が欲しかったのでずっとヤフオク!をパトロールしていました.
上の写真からリップストップ地であることがよくわかります.
1970年官給品であることがタグからわかります.
DSA 100-70-C-0248の70が官給年らしいです.
50年近く前のものになるので
4thといえど立派なヴィンテージではないでしょうか.
着用感
さらっと羽織ることができます.
少し涼しいかなってときにちょうどいいと思います.
ベトナムの気候を考えると,やはり戦闘服といえど
これくらい薄手にしないといけなかったのでしょうか.
また,本物のミリタリーアイテムですが
そのテイストは強すぎずちょうどいい塩梅です.
軍物にありがちなでか過ぎ,太すぎということもなく
アウターのインにももちろん着用できます.
このジャケットの難点をあげるとしたら,
袖丈が短いこと,
フラップポケットにものをいれるとポケットの形が崩れること
でしょうか.
マチがあるポケットなのでついつい色々なモノを入れてしまいがちですが,
結構ポケットの形が崩れるので今後は最小限にとどめようと思います.
まとめ
ミリタリー導入アイテムとしてファティーグジャケットは最適.
ミリタリー感が強すぎず,街着としても活躍します.
NOSのものは年々少なくなり,価格帯も上昇しつつあるので
狙っている方は早めに購入するのが吉です!
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