ウールリッチといえば
ウールリッチといえばアークティックパーカーが人気ですね.
僕もアークティックパーカーを所有しています.
真冬の最強アウターの一つとして重宝します.
でも,そんなアークティックパーカーよりも気に入っているウールリッチのアイテムがあります.
それはヴィンテージのマッキノー(マッキノー?)ジャケットです.
タグから年代を推測する
ウールリッチといえば1830年創業という歴史あるブランド.
歴史あればタグも年代によって変化していきます.
タグからある程度年代を推測することができます.
タグに関してはこのサイトに詳しく書かれています.
まずはタグをみていきましょう.
こちらのタグは角ありの黒タグ.
羊の角がないタグもありますが,角がないほうが古いとされています.
筆記体ロゴにマーク.
「Woolrich」の「h」からのびる赤い線が「WOOLRICH WOOLEN MILLS」を突き抜けています.
僕の知る限り,この赤い線が上記のように文字に跨るものと,跨らないものがあります.
角なしの場合,赤い線が文字を跨いでいるので,
「角なし」→「角あり,跨る」→「角あり,跨がない」
といった順でタグが変化していったのではないかと推測しています.
そしてタグからは1950年代後半のものではないかと考えています.
全体像をみていきましょう
定番の赤黒チェック柄.
推定1950年代にもかかわらず,
目立ったダメージはなく良好なコンディションといえます.
フロント
両胸にフラップ付きのポケット,さらにその下にもポケットがつきます.
バックスタイル
バックスタイルも秀逸です.
背中のポケット(ゲームポケット)には一体何をいれていたのでしょうか?
ライフルの薬きょうやとった獲物を入れたりするらしいのですが,
特に汚れはついていませんでした.
ものによっては動物の毛がついたりしていることもあるらしい
また裾についたストラップもいいアクセントになっており,
気に入っているポイントの一つになります.
ストラップのアップです.
ダメージが多い袖口もこの通り.
中にリブがついているのですが,そこもノーダメージです.
チンストラップもノーダメージ.
当然,ライニングも破れや大きな汚れはありませんでした.
ジッパーはTALONです.
先端がやや丸みをおびています.
このタイプのジッパーは1950年代から70年代までみられるみたいなので,
ジッパーから年代を推測することは困難です.
入手経路
このウールのジャケットの購入経路はeBayです.
ただ,米国内だけの発送対応であったので,
セカイモンを通じて購入しました.
正直,古着のネットショッピングと同じなので
状態に関しては「very good」と記載してありましたが,
不安でした.
しかし価格もお手頃だったので,購入に踏み切りました.
送料込みで12000円くらいだったかな.
これが大正解!状態もよく,サイズもばっちりでした.
この年代のウールリッチのハンティングジャケットは
型によって多少デザインが異なるのですが,
僕が購入したこの型は着丈も長くなく,とてもスタイリッシュです.
スラックスや革靴とのドレス系アイテムとも相性がいい!
とてもスタイリッシュなので,
スラックスと革靴に合わせたりして着ていましたが,
これがまた相性が良く,昨年は好んで着ていました.
今年の冬も活躍すること間違いなしです!
ウールリッチのマッキノーおすすめです!